ランニングサポーター久保のランニングスクール

フルマラソン大会レポート

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2023.03.09 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

前回ご紹介した30kmレースの翌週に、今度はフルマラソンの大会に出場してきました。
私にとっては3年ぶりとなるフルマラソン。今回のレースも「脚に痛みの出ない快適な走りを模索すること」が目的です。それを実現するために、ある仮説を立て、主に2つのことだけに集中して走りました。

◉仮説
「脚」に痛みが出るのは「脚」だけで走っているからだ。
上半身でパワーを生み出して下半身(脚)と連動させれば、痛みが出ない走りとなっていく。

そのために、
集中①:腕振りで肩の内旋と外旋の動きを出すこと。
(そうすれば肩甲骨や背中の筋肉が動き出して、下半身と連動させることができる。)

集中②:大腰筋を使った走りを実現させること。
(イメージはニ軸走り。着地のタイミングに合わせて鳩尾(みぞおち)を乗せるような軸を作り、素早く左右の軸と軸を入れ替えて進んで行くように仕向けて下半身と連動させる。)

スタートしてから5kmくらい来たときでしょうか。前回走った30kmのダメージがまだ脚から抜けきっていなかったようで、ジワジワと重だるくなってきました。
これはマズイな、序盤なのにもう脚にきている…。さらにはこのあと、強風とアップダウンの連続でした…。

しかし!意識して集中した2点のおかげで、そこから状態が悪くなるようなことはなく、最後まで快適なランニングを実行することができました。
結果的に平均4:01/kmペースでフルマラソンを走り切ることができ、脚にも痛みは出ませんでした。レース後、行きつけの治療院を訪ね、今の状態を先生に診てもらいましたが、体が上手く使えたことにより施術をしているときの筋肉の反応がよかったようです。
それでも脚の筋力が落ちていることを実感できたので、今後しっかりと練習を積んで脚力強化にも励みたいと思います。

今回は脚に痛みの出ない快適な走りを模索することが目的で、最大限の力を発揮することがゴールではありませんでしたが、出場したからこそ得られたことが多くありました。次へと繋がるような状態へと体を引き上げられたので、走って本当によかったです。このようにレースは記録を狙ったりすることだけでなく、いろんな活用の仕方があると改めて感じました。

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