ランニングサポーター久保のランニングスクール

フルマラソンを走ってみて感じたこと
~一般ランナー編~

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2023.03.15 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

この季節、私が携わっているたくさんのランナーたちもフルマラソンレースに出場しています。実際に本番を経験してみて感じることも多いようで、レース後にシェアしてくれた様々な感想をこちらで紹介したいと思います。

  • ・30km~35km以降もペースを落とさない持久力をつけていくには定期的なロングジョグの継続が鍵でした。また終盤までしっかりフォームを支えるための筋力が足りないことを実感。効率的な走りを得るためにはドリル練習を徹底し、それらの動きを最後まで維持できればレース終盤の落ち込みを少なくできそうです。
    (3時間一桁/セカンドベスト/30代男性)
  • ・走りは「上半身と股関節の動き」だと感じました。走り終わって背中とお尻が筋肉痛です。1年前の同じレースでは大撃沈してしまって、最初はなかなか思うように練習ができませんでしたが、イージーペースJOGとランニングドリルだけでここまで来ることができました。ドリルなどで体の使い方がわかってくるとJOGがとても楽しくなりました。これからは少しずつスピード練習も行っていけそうです。
    (3時間30分後半/PB*更新/40代女性)
  • ・脚の操作で走るのではなく、力まず弾む意識で走りました。30kmで失速しそうになりましたが、補給食を摂ったらペースアップができ、フルの後半にペースを上げられたのは初めてです。
    (3時間20分前半/PB更新/40代女性)

これらのランナーに共通して言えるのは、タイムを追うことよりも体の動きやフォーム、走りのリズムなどを優先して走っているという点です。
体の感覚や動きがよければ自ずとタイムはついてくる。逆に動きが悪ければ余分な力を使ってしまい、理想のタイムからどんどんかけ離れていってしまう。フルマラソンはとても長い距離なので、あの手この手でガムシャラさを継続させていくというよりは、ゆとりある走りを上手にコントロールしながらいかに持続させていけるかだと思っています。

どういった動きが理想的でどういった動きが非効率なのか、普段から訓練して知っておくとレースでの細かな修正が効くようにもなります。
運動生理学的なトレーニングはもちろん重要。それに加えて力学的なトレーニングが加われば鬼に金棒。もう年齢を言い訳にすることもありません。それどころか、体力的なものは落ちても神経的な技術を高めることで今まで以上にパフォーマンスが上がるかも。そうすればもっと走ることが楽しくなるかもしれませんね。
この思いは私の中で変わることはありません。皆さんの更なる発展を願っています。

* PB:Personal Best(パーソナルベスト)、自己記録

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