ランニングサポーター久保のランニングスクール

2回目のフルマラソンレース、振り返り

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2023.04.03 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

先日、今期2回目のフルマラソンを走ってきました。
走る前に立てたレースプラン通り、事は順調に進んでいたのですが・・・。

ハーフ手前で、まさかのリタイア?!以前痛めていたふくらはぎの怪我が急に再発し、思わずその場に立ち止まってしまったんです。
一瞬、このまま終わってしまうのか・・・と言う思いがよぎり落ち込みはしましたが、「いや、このまま何も得ることがないまま終了するのだけは避けたい!」という強い思いが私の体を突き動かしました。

なんとか痛みが出ないくらいのペース(5'30”/km~4'30”/km 前後)で再び走り出し、全神経を集中させて「何かこの状況が良くなるフォームや動きはないか」と必死に模索しました。試行錯誤しながら思いついたアイディアを試しては、再び脚が痛くなってきて立ち止まる…。そんなことを30kmくらいまで永遠に繰り返していました。

すると、ふと頭に改善策のようなイメージが浮かんできたのです。
それは、以前ドリル練習で行った動きでした。とにかくその動きのことだけを考えて実践してみたところ、脚の痛みが徐々に緩和されてきたのです。ペースも徐々に前半くらいまで戻り、最後の2.195kmは7’37”までペースを上げることができ、最終的には「2時間52分」のタイムで無事ゴールすることができました。

◉今回のレースプラン
1ヶ月前に走った「30km」のレースでは平均4’07”/kmペース、3週間前に走った「フルマラソン」のレースでは平均4’01”/kmペースで難なく完走できていたことから、今期2回目のフルマラソンとなる今回は、『3’50”/kmペースくらいを目処に走り、ハーフを過ぎて状態がよければ徐々にペースアップする』というプランで臨んだ。
◉レースで気をつけたこと
今回は痛めていた脚の調子を見るレースでもあったので、前半オーバーペースを避けるために心拍計を胸につけ、常に心拍のチェックをしながら走った(心拍データは常に腕時計の画面に反映)。最大心拍数の80%くらいをキープしながら、常に余裕のある走りを心がけた。
◉結果
心身ともに余裕ある走りはできていたけれど、ハーフ手前で脚が痛くなってしまった。
しかし30km以降、動きを改善したことで走りの感覚を取り戻すことができ、無事完走することができた。
◉教訓
  • ・すぐに諦めるな、最後まで諦めるな。よくなるよう努めることが重要。そうすれば道は開ける。
  • ・これまで経験したことが「いざ」というときにプラスになった。ふくらはぎを痛めたことで動きづくりにフォーカスしたという経験がなかったら、今回復活はできなかっただろう。
  • ・積み重ねてきたことは悪くなったときに修正をもたらす鍵となる。様々な経験の引き出しを持っておくことが大事。
  • ・結果的に「動きやフォーム」が悪かったせいで痛みが出た。逆に「動きやフォーム」がよくなれば痛みが緩和されて走れるようになる。
◉これからの課題
まずは動きやフォームの改善と見直しから。

今回もまた、たくさんのことをレースで学ばせていただきました。

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