ランニングサポーター久保のランニングスクール

骨盤の傾きについて

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2023.04.27 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

これまでの1年間は足の痛みに悩まされてきましたが、今は順調に走ることができています。

走りがよくなってきた原因のひとつに「骨盤」を動かせるようになってきたことが挙げられます。
足が接地する際、地面を上手くお尻で捉えている感覚がとてもよくなったのです。やはり骨盤周りの安定は、故障するかしないかのキーポイントになってきますね。

その昔、足底筋膜炎を患い、2年間思うように走れなかったことがあります。
いろんな原因が考えられますが、ひとつの大きな要因は骨盤でした。
私は疲れてくると骨盤が傾く傾向にあったようです。

それは掲載している写真からもわかります。
これは初めてフルマラソンを走ったとき(41km過ぎ)のものですが、よく見ると支えている脚と逆側の骨盤が下がってしまっています。これは「トレンデレンブルグ徴候」という症状で、中臀筋の筋力が弱い場合に見られます。

本来なら骨盤のラインを平衡に保ちたいところですが、フルマラソンの後半になって疲れてしまったことで中臀筋が骨盤を水平に保てなくなり、左側の骨盤が自然に下がってしまったのかもしれません。

そのほか、腸腰筋が硬くて伸びなかったり、足の接地がブレ出していたことも考慮しなければなりませんが、こうして走りをひとつひとつ分析していくと、改善するためのヒントが自ずと見えてきます。
それにより、どんなトレーニングをしたら効果的といったことにも繋がっていきます。

現在私は指導者となり、理論や知識の量が増え、客観的に自分を見られるようになってきたので、自らの走りを細かく修正できるようになってきました。
一般ランナーの方も、ささいなことから客観的な視点を持つようにすると、走ることへの意識が大きく変化するかもしれませんね。

遠回りは一番の近道と言いますが、怪我をしたこともまたプラス、よくなってなおプラス、とできるよう、これからも精進していきたいと思います。

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