ランニングサポーター久保のランニングスクール

暑くなればなるほど意識したい身体のこと

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2023.07.14 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

暑くなってきました。先日、走っているとやたらと汗が出て、これまでと同じようなペースでも今までにないキツさを感じることがありました。
更に暑さが増してくると、「キツい」「ツラい」「疲れる」「走りたくない」といったネガティブな要素ばかりが出てきそうですが、果たしてそうなのでしょうか?

私自身は昨年の経験から、「暑さに慣れる」いくことを実感しています。そのため、暑くなっても「走れない」というイメージはなく、むしろ適切な方法で取り組めば「走れるようになる」というプラスのイメージが先行しています。
このプラスなイメージを可能にするのは、「暑さに慣れる」ということが重要だと思っています。

夏の暑い時に過度な運動をすると、深部体温が急上昇します。そのため、身体は熱を下げようと必死になり、血管の機能などがうまく働かなくなり、筋肉への酸素供給にも影響が出てしまい、持久的な運動のパフォーマンスが低下していきます。
さらに、汗をかけずに体外に熱を放出できないと、熱が体内にこもったままになり、熱中症の危険性も高まります。
ここで重要なのが、「暑熱順化」です。つまり、「暑さに慣れる」ということです。
身体を徐々に暑さに慣らしていくと、血管の機能も向上し始め、暑さによるパフォーマンスの低下が軽減されます。

これまで涼しかったのに急に気温が上がる場合などは、身体は暑さに対する免疫をほとんど持っていないため、「キツい」「ツラい」「疲れる」といった感覚が強くなりますし、熱中症のリスクも高まるので十分な注意が必要です。

「暑いから」という理由で身体を動かさなければいつまで経っても暑熱順化は進みませんので、無理のない範囲で徐々に暑さに身体を慣らしていきたいものです。
もちろん暑さは強敵ですから、運動前は十分な準備も行いたいところ。それが運動前、運動中に「深部体温を下げる努力」です。そのことについては改めてお話ししたいと思います。

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