ランニングサポーター久保のランニングスクール

“なぜ”ではなくて“どう”するか

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2023.09.21 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

先日行われたクラブチームの練習会での出来事についてお話しします。
練習後、数名の参加者から様々な相談を受けました。

「最近全くスピードが出ません。前は軽く出せていたタイムも、今では精一杯頑張らないと出せないタイムになってしまいました。
スピード練習も行っているのになかなか余裕が生まれず、どうしてこの状況が続いているのか理解できません。」

「最近練習後に、お尻の付け根に大きな疲労感が残ります。走り方もあまりよくない気がしていて、効率の悪い走りになっているのではないかと思うのですがどうでしょうか?」

それぞれの課題に対して真摯に向き合っているランナーたち。
いつも間近で頑張る姿を見ていますから、何か少しでも解決の糸口になるようなアドバイスができればと常に思っています。

なぜ「スピードが出ない」?なぜ「付け根が痛い」?

そんな課題にぶつかったとき、私たちはつい「なぜなんだろう?」と考えがちです。
原因を突き止めるために「なぜ」と疑問を持つことはとても大事なことだと思います。
しかし、仮に私がその「なぜ」に答えたとしても、今後の行動に結びついていかないことが多いような気がしています。

例えば、「なぜ走れないのか?」という質問に対し、「それは練習不足だからです。」と答えたとします。
仮に私がそんなことを言われたら、「おっしゃる通りです」と自分の現実を認めて話は終わってしまうでしょう。
「よし!練習しよう!」とはいう気にはなれないかもしれません。
しかし、「どう」すれば問題が解決できるのか、具体的なアドバイスがあれば話は別です。
「どう」したらスピードが出せるようになるのか、「どう」したらお尻の付け根の痛みがなくなるのかといった具体的な方策をもらえた方が、
俄然何だかやってみようという気になってきます。

「なぜ」ではなく「どう」したらできるのかをとことん考えてみる!

ご相談いただいたランナーに、「どう」したらよくなるのかを丁寧にお伝えしたところ、何だかイメージが湧いてきたご様子でした。
「なぜ」は現状を問うことに焦点を当てるのに対し、「どう」したらは未来に向けた行動へのステップとなります。
走りも一緒です。なぜ走れないのかではなく、どうしたら走れるようになるのかを考えることが大切です。
より前へ進んでいけるようなマインドを、常日頃から身につけていきたいものです。

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