ランニングサポーター久保のランニングスクール

もう二度と走らない

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2023.11.30 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

全国各地でたくさんのマラソンのレースが開催されています。マラソンシーズン到来ですね。

私は先日フルマラソンを走り、脚を痛めてしまいました。結局軽い肉離れだったようですが、こういったときは即行動することが肝心です。すぐさま治療院で鍼治療などを施してもらい、完全休養を取って回復に努めました。その間、何もしないと身体は衰えてしまうので、走れない分、動きづくりの改善に精を出しました。その甲斐もあり、フルマラソン大会の1週間後には、ある程度のスピードを出して走れるまでになりました。

このような状態でもフルマラソンのレースを直近に控えていますので、練習で脚の状態を確認しながら、出場するかしないかの判断をしたいと思っています。こんなとき、「今もてる力を十分に発揮できるよう頑張る」という考え方がありますが、今の私はちょっと違います。「今の自分を表現する」、そんな走りができたらと思う今日この頃です。これは普段の練習においても言えることかもしれませんね。これから先もずっと生き生きとランニングを続けていきたいと思っていますので、無理をし過ぎるような行為で肉体も精神も疲弊するようなことだけは避けたいと思っています。今思うと、現役のときは常に肉体と精神が疲弊していたように思います。無理をし続けた現役時代に私が最終的に行き着いた思いは、現役を引退したら「もう二度と走らない」ということでした。引退してしばらくは走ることから遠ざかりましたが、身を削って行っていたときのランニングと、趣味としてのランニングの違いを知り、再び走りたいと思えるようになりました。

今の私にとってランニングは肉体的にも精神的にも欠かすことのできない存在です。長く続けるために、「目標は持つけれど縛られすぎない」、「少し頑張るけど頑張りすぎない」といったように、軽く力を抜きながら心と身体のバランスを上手く保ち、走ることで走りが嫌になっていくのではなく、また次も走りたいと思えるような取り組みを行っていきたいと思っています。それがレースに出場するとき「今もてる力を十分に発揮できるよう頑張る」ではなく、「今の自分を表現する」と思えることに繋がっているのかもしれません。

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