東海大学教授の宇佐美先生指導の元、よりよいランニングフォームを身につけるため、お話とランニングフォームに関する実演を伺いました。
フォームの重要性
ランニングフォームが整ってないと、片寄った負荷がカラダに影響し、走りこむ際、足や膝、腰などを痛める率が高まります。
では、ランニングにおいてフォームを正すことがどういった事に効果的なのか?見ていきましょう。
1.カラダにおいての効果
ランニング中「走ると腰痛がひどい」「膝が痛い」など、カラダの部分的な負荷は軽減され、バランスのとれた走り方を保持できるようになります。体の左右どちらにもバランス良く力が保て、フォームを改善することが結果バランスのとれた「走り」へと繋がります。高齢者の方も関節や背中の硬さや痛みが和らぎます。
2.フルマラソンにおいて
実際にフォームを整える事で「タイムがあがった!」「長時間走れるようになった」といった例が多く見られます。また脚が自然に前に出るようになり走りやすくなります。姿勢も正されて、呼吸もラクになります。
ランニングフォームの8つのポイント!
- ポイント1
- 目線は身長の5~6倍前方を見る。
- ポイント2
- 視野の下の方に手元が少し見えるように肘を振る。
- ポイント3
- 肩はハンガーのように丸さをキープして腕を振る。胸は張らない。
- ポイント4
- 正中線と手元が重なるように肘を振る。
- ポイント5
- 肘の先端の骨をピンポイントに前後に肘を振る。
- ポイント6
- 土踏まずの後ろ位から親指と小指の間に膝がのるような形で体重をのせる。
- ポイント7
- 全体重を片足にのせ、反対側の足が浮くと同時に前へ出す。
- ポイント8
- 一本の線の上を走るつもりで、足を常にまっすぐ線の上に接地する。