大塚製薬株式会社

ニュートラシューティカルズ関連事業
2021年8月2日

ファイブミニ インドネシアで新発売

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:井上 眞)のインドネシア子会社 アメルタインダ大塚(本社:ジャカルタ、代表取締役社長 板東義弘、以下「AIO」)は、食物繊維を含有した健康飲料「ファイブミニ」(現地販売名:Fibe-Mini、以下「ファイブミニ」)の、インドネシアでの製造・販売を開始しました*1

インドネシアで発売のファイブミニ
(1本売り、6本クラスターパック売り)

インドネシアでは、生活の欧米化などの影響から食物繊維の摂取量が減少傾向にあります。国民の1日あたりの摂取量は推奨量の30gに対して8g*2程との報告もあり、日本人の摂取量と比べても、かなり食物繊維が不足状態にあると考えられます。この結果、腸内環境の悪化だけでなく、慢性疾患等への悪影響も危惧され、手軽に続けやすい食物繊維飲料の発売には、大きな期待が寄せられています。

ファイブミニは1988年に食物繊維飲料という、それまでにないカテゴリーで日本での発売を開始。微炭酸の爽やかな味とともに、レタス1.5個分*3もの食物繊維が美味しく摂れることから、大きな話題を集めました。その後、1996年に"おなかの調子を整える食物繊維飲料"として特定保健用食品の表示許可を取得しています。1990年には韓国で発売するなど、国内外で食物繊維の摂取を通じて健康の維持・増進に寄与していることから、このたびインドネシアでの食物繊維不足の課題解決に向けて、製造・販売を開始することになりました。

今後当社は、 特定保健用食品として効果の表示が認められた「ファイブミニ」をインドネシア市場に投入し、日本において培った食物繊維の啓発活動のノウハウとともに、その健康価値を生活者に提案してまいります。

AIO社長の板東義弘は、「我々はこれまでも"Otsuka-people creating new products for better health worldwide"の企業理念のもと、ポカリスエット、SOYJOY、オロナミンⅭドリンクなどの製品を通じ、インドネシアの人々の健康に貢献してきました。このたびのファイブミニの発売により、科学的根拠に基づいた新たな提案を通じ、生活者の方々の健康をサポートして参ります」とコメントしています。

  1. *17月下旬よりEC、8月初旬より店頭販売開始
  2. *2BPOM 2016
  3. *3発売当時の食物繊維含有量5gに対し、日本食品標準成分表を基にレタス1玉あたり300gで換算

食の欧米化が進み、食物繊維の摂取量が年々減少する時代背景を受け、食物繊維を特に必要としているのは若い女性たちではないかと考え、女性の研究者により「ファイブミニ」は開発されました。商品設計からはじめ、味・量・デザインなどの全ての面で、試行錯誤を重ね、女性にとって手軽で飲みやすい画期的なセンイ飲料として誕生しました。以来、"食物センイをおいしく摂れる新しいタイプの飲料"として展開してきました。1996年には食物繊維を6gに増量し、特定保健用食品の許可を取得しました。現在はファイブミニブランドとして、日本国内で「ファイブミニ(特定保健用食品)」「ファイブミニプラス」「ファイブミニ ゼリー」をラインアップしています。

製品名 ファイブミニ(現地販売名:Fibe-Mini)
容量 100ml
希望小売販売価格 7,000ルピア(約54円)
製造工場 インドネシア スカブミ(Sukabumi)工場
所在地:Jl.Raya Siliwangi Km 28, Desa Kutajaya, Kecamatan Cicurug, Kab. Sukabumi, 43559, Indonesia
https://www.aio.co.id/factory-tour/
  • 会社概要

アメルタインダ大塚(P.T. Amerta Indah Otsuka)

設立 1997年2月3日
資本金 1440億IDR
代表者 代表取締役社長 板東 義弘(ばんどう よしひろ)
本社所在地 Pondok Indah Office Tower1, 7th Floor, Jln Sultan Iskandar Muda Kav. V-TA, Jakarta 12310, Indonesia
従業員数 1,182名(2021年2月現在)
事業内容 ポカリスエット、ソイジョイ、オロナミンC、ファイブミニの製造・販売や輸出入