大塚製薬株式会社

医療関連事業
2024年2月28日

AN Venture Partnersと出資契約を締結

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:井上眞、以下「大塚製薬」)は、日本の科学技術を活かし世界的バイオテクノロジー企業の創出を図る AN Venture Partners(所在地:東京、サンフランシスコ、代表者:ホーン川嶋健 マネージングパートナー、以下「ANV」)と、30百万米ドルの出資契約(以下「本契約」)を締結しましたので、お知らせいたします。

ANVは、日本発のグローバルなライフサイエンス企業の創出を目的とするベンチャー・キャピタル(以下「VC」)です。創業や投資活動で経験が豊富な日米のVC出身者により設立されました。主に日本から革新的なサイエンスのシーズを調達し、世界的なバイオテクノロジー企業に育成することに注力しています。現在、株式会社産業革新投資機構と複数の民間企業が有限責任パートナーとしてANVに投資しています。

本契約により、大塚製薬はANVを通じて、同社が運営する第1号ファンドへ投資することで、大きなポテンシャルを持つ日本国内のサイエンス・イノベーションにフォーカスし、世界最大のバイオテック・エコシステムを持つ米国で会社を設立、その企業価値の最大化を実現することに貢献します。大塚製薬は、この出資契約に基づく収益の分配金を受領するとともに、最新のイノベーションへの投資機会を得ることができます。また、ANVに人材を派遣することで、新規サイエンスの探索および育成に関するノウハウを深めます。これにより、大塚製薬は、自社の創薬研究の強みに加え、グローバルなアカデミア、バイオベンチャーの技術・知見を融合させた「水平協業」において、将来のさらなる強固な創薬基盤の構築と独創的なイノベーション創出につながることを期待しています。

【ANベンチャーパートナーズについて】
ANベンチャー・パートナーズは、東京とサンフランシスコを拠点とするベンチャー・キャピタルで、ライフサイエンス領域で投資を行っています。投資戦略は、会社設立と日本発のサイエンスのアーリーステージへの投資に重点を置いていますが、これに限定することなく、グローバルなスタートアップにも投資を行い、IPOまで支援しています。詳しくはhttps://an.vc/jp/をご覧ください。