知っているようで、実はよく知らない“ドライアイ”
このコンテンツでは、ドライアイの病気についての対処方法、
どんな人がドライアイになるのかなどを動画やQ&A形式でお応えしていきます。
動画でわかるドライアイの誤解
A1ドライアイは“乾くだけ”ではなく涙と粘膜の疾患の病気です。

ドライアイはその名前から、単に涙が不足した一時的な「状態」と、軽く考えられる傾向がありますが、実はそうではありません。研究の進歩により、ドライアイは最近では「涙と粘膜の疾患」であると考えられるようになりました。私たちの目の表面は涙と粘膜で守られています。涙に異常が起きると、粘膜にも異常が引き起こされます。その粘膜の異常が涙をさらに不安定にしてしまい…この悪循環が進むと、目の表面を守るシステムが慢性的に破綻した状態となり、ドライアイを発症します。
正常な目
[正常な目とまぶたの様子]

「涙」と「粘膜」が正常だから、目の表面もまぶたもなめらか。刺激も感じず、物がくっきりと見えます。
ドライアイ(デコボコアイ)
[デコボコアイの目とまぶたの様子]

「粘膜」が弱って、さまざまな刺激を感じやすくなります。ものも見えにくくなってしまいます。
監修:京都府立医科大学 木下 茂先生
横井 則彦先生