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2024年12月、サウナー3,700人・非サウナー1,000人、計4,700人の方々に、サウナに関する意識についてアンケート調査を実施。
そのなかで、サウナにまつわるさまざまな所作・ふるまいについて、それが「みんなで守るべきマナー」か「個人の自由で取り組むもの」、どちらであるかをお尋ねしました。

※当調査では月1回以上サウナ施設を訪れる人を「サウナー」、月1回未満～サウナに行ったことがない人を「非サウナー」として調査対象者を抽出しました。

以下の16項目について「みんなのマナーor個人の自由」を調査しました。サウナ室内での所作・ふるまいから、入浴前後のルーティーンまで多岐にわたります。サウナーのあなたも、これからサウナに行ってみようかなというあなたも、ぜひご自身のお考えを一度頭に浮かべながらご覧ください。

計16項目のうち、次の4つはサウナーの7割以上が「みんなで守るべきマナー」であると回答しました。

一部では、サウナ室内で横になる「寝サウナ」ができる施設もあるそうですが、多くのスペースを占有してしまうことから、基本的には寝そべる行為はNG。たとえ室内が空いていたとしても、座って汗を流すことがマナーと心得るサウナーが多いようです。

「どうせ汗をかくのだから後から洗えば――」は多くのサウナーがタブー視するようです。髪や体を洗ってからサウナに入ることで、汗を流した際の臭いを軽減させましょう。また毛穴周辺の皮脂や汚れを落とすことは、発汗効果を促すことにもつながるとされています。

自身の汗や汚れが付着したタオルをサウナ室内で絞ることはNGだと考えるサウナ―が大半のようです。タオルは入室前に水で洗い、よく絞ってからサウナ室に入るよう心がけましょう。

施設スタッフがサウナマットを都度回収してくださる施設も多いですが、一定枚数のマットを洗って使い回すシステムの施設もあります。その場合には、使った人がシャワー等で洗い流して、次に使う人が気持ちよく使えるようにしましょう。

上記の4つのように、多くのサウナーがタブー視する所作・ふるまいがある一方で、
「サウナ室では必ずサウナハットを着用すべき」(69.9%)
「たとえ熱さがつらくても最低5分はサウナ室に居るべき」(69.4%)
「サウナ上がりは化粧水や乳液を必ずつけるべき」(68.7%)
「サウナ上がりは必ずドライヤーで髪を乾かすべき」(65.6%)
「外気浴スペースに10分以上居座ってはいけない」(59.4%)
「サウナ室内はもちろん、浴場内では水分補給をしてはいけない」(54.8%)
「サウナ室内では一言もしゃべってはいけない」(50.7%)
の7項目は「個人の自由」だと答えたサウナーが多い結果となりました。

もちろん受け取り方は人それぞれであることは大前提ですが、あまり難しく考えすぎず「最低限の」マナーと、一緒に入浴する周りの人を思いやる心さえあれば、あとは自由に楽しむべきなのかも。
各所で「サウナのマナー」が論じられるなか、何を信じて何を優先すればいいのか分からない・・・という人は、ぜひこの調査結果をひとつの参考にしながら、思い切りサウナを楽しんでみてはいかがでしょうか。

またサウナーの皆さん。「自分は実はこう考えているんです」とか「ここでは聞いてないけどこういうことを守るとよりみんなサウナを楽しめると思うんです」など、ぜひご意見ご感想をSNSなどでシェアしてください。
「ととのうの一歩先」を目指して、みんなでよりよいサウナの楽しみ方を考えていきましょう！