ULOS Questions

生きるを問い続ける。

近道? 寄り道? 一本道?

こんにちは。問い続けるプロジェクト、「UL・OS Questions」です。

人生のことを「道」に例えることがしばしばありますよね。そういえば・・・と思い浮かんだ名言はありますか?

道といえば「近道」、「回り道」、「地道」、「寄り道」、「抜け道」、「裏道」、「一本道」、「分かれ道」。(あと、「未知」も?)
と、様々な「道」を表した言葉がありますが、そんな言葉を眺めているうちに、ふと思ったことがあります。その道を歩いている人のイメージや生き様が想像できるな、と。

とにかく早くゴールすることを目指している「近道」。後ろをのんびり走っていたように見えて、いつのまにか先頭にいる「抜け道」。まっすぐ前しか見ず、黙々とひたすらに進んでいく「一本道」。

じゃあ自分たちはどの道を歩いているんだろう?と考えてみると、UL・OSが歩く道は「地道」なんだと思います。「地道」に加えて「地味」ですらあるかも。地味な地道・・・。研究・開発や健康をちゃんとやるなら、近道も抜け道もきっと無い。だから、それでいいんです。

そして、UL・OS Questionsの道は、地味、地道、目的地サインもない、未知の道。
そんな道を一緒に歩いていただくのが、吉川晃司さんです。

吉川晃司さんの「生き様」

こちらをご覧ください。

ありのままでいいんじゃない?
印象ってつくるもの?そなわっていくもの?
いまのじぶん、好きですか?

何を、感じますか?私は、吉川さんの「道」、「生き様」を感じました。筋肉、肌つや、若々しさ、のような外見的なモノサシでは測れない、いくら真似をしてもきっと同じ感覚や印象を与えることはできない、そんな生き方が全身から感じられるように思います。

吉川さんが歩いてきた道、生きる上での価値観が、さらけ出された身体・肌に投影されて伝わる感じ・・・とでもいいましょうか。この感覚を言い当てる言葉も見つからないのでこのへんにしておきます。

近道を選ばない、取り繕わない。

人間生きていると、困ったことがいくつも出てきます。そして、困ったことはいち早く解決したいのが、人間の性(さが)です。

大事なのは、本当の解決なのかどうか。本質的かどうか。こっちが近道だよ!と誘われて着いていったら行き止まり、なんてこともあるわけで、一歩ずつ地道に、自分が決めた道を行くってきっと、いいことなんです。そんな生き方をしているうちに、「生き様」を纏えるんだろうな、と吉川さんとお話していると感じます。

私たちが改めて気づいた、この大切にしたい価値観、「道」を、何十年も一歩一歩、歩んでいるのが吉川さんでした。

吉川さんに「問い」をぶつけたら

吉川さんの写真には、それぞれ一つずつの「問い」がセットになっています。この問いに対して、吉川さんだったらどんな言葉を返すのか。それはまた追って、記事でご紹介したいと思います。

最後に、吉川さんの言葉の中から個人的に好きな言葉をご紹介させていただきます。
「ゴールなんてなくていい。ずっと走ってればいい。」
「折り返し地点?人生を折り返してどーするよ。」
「全部さらけ出す。その瞬間が一番美しい。」
「裸でいれば皮膚は強くなる。」
(吉川晃司30周年新聞広告「三十年、三十則」より)

アート写真:HIRO KIMURA

ウル・オス