ニュースリリース

大塚製薬株式会社
Galenea Corporation

2009年12月2日

企業

大塚製薬 米国Galenea Corporation
中枢神経系疾患における共同研究を延長

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)とGalenea Corporation (本社:米国マサチューセッツ州、CEO:マークB. ベンジャミン、以下「ガレニア社」) は、統合失調症や双極性障害などを含む中枢神経系疾患の革新的治療薬を創出するための共同研究を1年間延長することに合意しました。

大塚製薬とガレニア社は、脳の記憶・認知などに重要な働きをするタンパク質脱リン酸化酵素「カルシニューリン」の中枢神経系疾患への関与の可能性に着目し、統合失調症やその他の中枢神経系疾患に対するファースト・イン・クラスの治療薬の創出を目指し、2005年1月より共同研究を行っております。今回の合意に基づき、両社の共同研究契約期間は、6年から7年へ延長され、さらに大塚製薬からガレニア社へ共同研究期間中に支払われる研究開発資金は総額最大約9,000万米ドルになります。同資金は両社で運営する研究チームの研究開発に提供されます。両社は、2008年10月にも共同研究期間を1年延長しています。

今回の契約締結を受け、大塚製薬株式会社 代表取締役社長 岩本太郎は、「統合失調症をはじめとする中枢神経系疾患の治療に対し、新しい作用メカニズムをもつ臨床開発候補品を創出するというガレニア社との目標が大きく進展する中、両社の共同研究をさらに延長できることを喜ばしく思います。これまでとは全く異なる視点、そしてアプローチにより、革新的な医薬品を創出し、我々の製品や開発中の化合物と共に患者さんに貢献できることを期待しております。」と述べています。

ガレニア社のCEO マークB. ベンジャミンは「大塚製薬と二度目の共同研究期間の延長に至り、継続して支援を受けられることを喜ばしく思います。大塚製薬のさらなる協力のもと、我々の研究員が研究を進展させ、統合失調症の革新的な治療を導き出すことを期待しております。」と述べています。

ノーベル医学・生理学賞を1987年に受賞し、現在、マサチューセッツ工科大学(MIT)教授、(独)理化学研究所 脳科学研究センター センター長、そしてガレニア社の共同創設者である 利根川 進博士は「ガレニアの行う革新的な中枢神経領域での研究に対し、大塚製薬が、引き続き支援を行う事を非常に嬉しく思います。学術的な基礎研究を、統合失調症の新しい治療のアプローチへと結びつける両社の取り組みは、実りあるものになっています。」と述べています。

大塚製薬とガレニア社の共同研究は、いくつかの分子がリード化合物の最適化に向けたステージへ移行するなど複数のプロジェクトで大きな進展を見せています。また、それぞれのプロジェクトで行われている研究が、統合失調症や関連疾患に共通してみられる症状に対する、全く新しい作用メカニズムをもった治療に結びつく可能性が示されています。ガレニアは、来年にも大塚に臨床開発候補品を提供することを目標に研究を行っています。

大塚製薬は、両社の共同研究開発において創出された候補化合物を、全世界において独占的に開発、製造、商業化する権利を取得しています。ガレニア社は、候補化合物について、マイルストーンとロイヤリティーの支払いを受けるか、あるいは利益配分を受ける権利のオプションを取得しています。

会社概要

ガレニア コーポレーション(Galenea Corporation)

設立 2003年7月3日
代表者 CEO マークB. ベンジャミン (Mark B. Benjamin)
本社所在地 300 Technology Square, 2nd Floor, Cambridge, MA 02139 USA
(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)
従業員数 45名(2009年9月30日現在)
事業内容 中枢神経分野の医薬品研究開発

大塚製薬株式会社 (Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd.)

設立 1964年8月10日
資本金 200億円
代表者 代表取締役社長 岩本 太郎(いわもと たろう)
本社所在地 〒101-8535 東京都千代田区神田司町2丁目9番地
従業員数 5,592名 (2009年3月31日現在)
事業内容 医薬品・臨床検査・医療機器・食料品・化粧品の製造、製造販売、販売、輸出並びに輸入

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