ニュースリリース

大塚製薬株式会社

2009年12月10日

医薬関連事業

体外診断用医薬品
ノロウイルス抗原キット「クイックナビ™‐ノロ」
2010年1月4日新発売

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)は、感染症分野での体外診断用医薬品、ノロウイルス抗原キット「クイックナビ™‐ノロ」を2010年1月4日に発売します。

「クイックナビ‐ノロ」は、イムノクロマト法を用いて、糞便中のノロウイルス抗原を迅速かつ特異的に検出することが可能な測定キットです。

本キットは、検体の遠心分離などの前処理が不要で、ウイルスの検出を15分以内で最終判定することが可能です。また、操作性に優れたデバイスを採用しています。ノロウイルスは感染力が強く年齢を問わず感染するため、二次感染の対策としても迅速な診断が重要と考えられています。

ノロウイルスは、通常冬季を中心に発生し、感染性胃腸炎などを引き起こす主要なウイルスです。主な症状は吐き気、おう吐、腹痛、下痢などで、発熱、頭痛、筋肉痛を伴うことがあります。ノロウイルスは食品中では増殖せず、ヒトの腸内でのみ増えるのが特徴で、ノロウイルスに汚染された食品の摂取による経口感染や、ヒトの糞便やおう吐物などを介して接触感染します。発症早期にノロウイルス抗原を検出し、適切な治療や感染防止対策をとることにより、二次感染や集団感染を引き起こすリスクを軽減することができます。

大塚製薬は、患者さんへの身体的な負担が少なく、また患者さんのそばで行うことができる臨床検査、POCT (Point of Care Testing)の体外診断用医薬品として、インフルエンザウイルスキット「クイックナビ‐Flu」、アデノウイルスキット「クイックナビ‐アデノ」を販売しています。今回クイックナビシリーズとしては3製品目となる「クイックナビ‐ノロ」を発売することは、より多くのウイルスの感染診断の補助に役立ち、患者さんの治療に貢献できるものと期待しています。

大塚製薬は‘Otsuka-people creating new products for better health worldwide’の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

「クイックナビ™‐ノロ」について

特徴

  1. 糞便中のノロウイルス抗原を迅速かつ特異的に検出します。
  2. 検体の前処置が不要で、反応時間は15分間です。
  3. 操作性に優れたデバイスタイプです。

製品概要

製品名 クイックナビ™‐ノロ
測定方法 イムノクロマト法
使用目的 糞便中のノロウイルス(NV)抗原の検出(NV感染診断の補助)
包装単位 10回用/箱
貯蔵方法 2~30℃保存
有効期間 製造日から12箇月間
希望納入価格(税別) 19,800円/箱(10回用)
販売 大塚製薬株式会社
製造販売元 デンカ生研株式会社

ノロウイルスについて

ノロウイルスは感染性胃腸炎の主要起因ウイルスです。主な症状は、吐き気、おう吐、腹痛、下痢などですが、発熱、頭痛、筋肉痛を伴うことがあり通常冬季を中心に発生します。主に人の小腸で増殖し、食品中では増殖しません。ノロウイルス感染は、汚染された水や貝類などからの経口感染や感染者の便、おう吐物を介した接触感染で起こり、潜伏期間は24~48時間で臨床症状は1~3日で回復しますが、糞便中のウイルス排出期間は長く、約2週間続く場合もあります。感染力が強く小量のウイルスで感染し、家庭内、施設で集団発生し、小児や成人が年齢を問わず感染します。治療薬はなく、対症療法が基本となります。

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。