大塚製薬株式会社
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医療関連事業
2011年6月13日

がんワクチン療法剤「OCV-105」第Ⅰ相臨床試験開始のお知らせ

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)は、オンコセラピー・サイエンス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:角田卓也)と共同で開発を進める、がんワクチン療法剤「OCV-105」について、膵臓癌に対する第I相臨床試験を開始いたしますので、お知らせいたします。
「OCV-105」は、膵臓癌に高頻度に高発現している腫瘍抗原を標的とするがんワクチン療法剤です。膵臓癌細胞を直接的に傷害する細胞傷害性T細胞を誘導・活性化することにより膵臓癌の増殖・進展を抑制することが期待されます。
今回開始する臨床試験は、標準療法に不応あるいは不耐の膵臓癌の患者さんを対象とし、本剤の安全性を検討する第I相臨床試験です。

大塚製薬は'Otsuka-people creating new products for better health worldwide'の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。