~気になる栄養成分を一緒に学ぼう~

ワークショップ

さまざまな働きを持つ、
マルチプレイヤー集団!
ビタミンB群を
上手に摂り入れよう

最近テレビでみて気になってるビタミンがあるんだけど~。

ビタミンBでしょ!?

正解!なんで私の心の中がわかったの?笑。
ビタミンBって“ビタミンB群”といわれるくらい種類があるからどれをどのくらい摂ったらいいかわからないんだよね。

そういわれると私もよくわかってないなぁ。ビタミンB群ってどんな働きをするんだろう?

ビタミンBは8種類、葉酸やナイアシンも含まれるんですぞ!!

学長!驚いた~!ビタミンBについて教えてくれるんですか?

大事な生徒がビタミンBについてよく知らないのは見過ごせませんからね!水溶性ビタミンのうち、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種は『ビタミンB群』と呼ばれておるのじゃ。ビタミンB複合体ともいわれているぞ。ナイアシンはビタミンB3、パントテン酸はビタミンB5、ビオチンはビタミンB7、葉酸はビタミンB9のことじゃ。

なるほどー!ビタミンB2はよく聞くけど、ビタミンB3は?B5はないの?って思ってました。

葉酸やナイアシンもビタミンB群だったなんて知りませんでした。

さて、まずはビタミンB群の基本の機能を確認するぞ!
ビタミンB群は糖質、脂質、タンパク質からのエネルギー代謝に欠かせない栄養素なんじゃ!運動する時の力になるのがATP(アデノシン3リン酸)というエネルギー源物質。このATP生成を続けるためにはビタミンB群をバランスよく摂取することがとーっても重要なんですぞ!

もう一つ代表的な機能として、皮膚の粘膜の健康維持を助けることも挙げられますぞ!ビタミンB群はお互いに助け合いながら働くため、一緒に摂るのが理想的なのじゃ!

エネルギー生産系とビタミンB群との関係

全部をバランスよく摂らなければならないんですね。

そう!バランスよく、どれかを欠けさせないよう注意が必要じゃ!ビタミンB群は水溶性のため体内に蓄積されず、使われなかった分は排出されてしまうから、毎日摂取する必要があるんじゃぞ。

そうか~、毎日バランスよく摂るのは大変そう!

ビタミンB群を
豊富に含んでいる食材たち

ビタミンB群はいろいろな食材から取り入れることができますぞ!健康な血液に欠かせないビタミンB12はレバーやあさり、しじみなどの貝類に、タンパク質の分解を助けるビタミンB6は赤身肉やささみなど脂の少ない肉類に多く含まれておりますぞ。植物性の食品では落花生やまいたけにナイアシン、納豆やアーモンドにビタミンB2、ほうれん草やモロヘイヤなどに葉酸が含まれているのでちょっとずついろいろな食材を食べられるように試してみたらどうじゃ?

なるほどー!脂の少ない肉類はヘルシーな印象があります、いいですね!

あさりなどの貝類は調理が難しくてあまり摂っていませんでした。これからは意識して摂るようにしてみます!

アーモンドなどのナッツ類はコンビニなどでも手軽に買えますし、ヘルシーなおやつとして持ち歩いてみようかな。

ホッホッホ、そうやって、ビタミンB群のなかでもふだんの食生活で不足しやすいものを意識することはとても大切ですな。

学長、さっき水溶性ビタミンだって教えてくれましたよね?調理するときに水に浸しすぎたり、熱を加えすぎたりすることに気をつけなければなりませんね!

本当だ、スープにして丸ごと食べられるようなメニューにするのが良さそう。

二人とも、学んできたことが活かせそうで何よりですぞ!一度にたくさん摂取するのではなく、毎日摂取できることを考えるべきですな。

種類も多いから、不足しやすい栄養素を自分で把握して、何が足りていないかを意識するようにします!

普段の食事のバランスに気をつけつつ、サプリメントを上手に活用するのも一つの手ですね。

その通り!二人とも、これで食習慣の改善や健康に近づけそうですな!

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栄養教養学部 カラダ整え学科