SNS総フォロワー数100万人超えのランニングアドバイザー、さらにタレント活動や筑波大学の非常勤講師など、マルチな活躍を見せてくれている三津家貴也さん。優しい人柄が表れた笑顔、ファンの方々へのフレンドリーな対応など多くの人を魅了し続けている三津家さんに、走ることへの向き合い方や、これからランニングを始めたいという人へのアドバイスを伺いました。
明るく朗らか、マラソン大会ではたくさんのランナーとコミュニケーションをとりながら走る姿に、“ますますファンになってしまった”と言われる三津家さん。日頃から気をつけていることは「ランニングにしろ、仕事にしろ、全部を“楽しむ”ことです。どうやったら楽しめるか、そのためにどんな行動をしたらいいかを工夫しています。例えば“何も制限しない”。速く走れるよう太らないための厳しい食事制限をしているのか、きつい練習をたくさんこなしているのではないかと聞かれることもありますが、制限しすぎて苦しくなるより、いつもより食べた日は練習量を増やしてみる、食べたいものがあるから多めに練習しておくなど、自分なりにコントロールすることで我慢をしないストレスフリーな食生活を実現しています。」モチベーションを保つ原動力は、「自分がランニングを楽しみだしたことです。お世話になった先輩に誘われ、乗り気じゃなかったけれど走ってみたら体調が良くなった。選手、指導者として速く走ることに主軸を置いている時とは違い、ランニングは健康であるためにいいことだったなとか、心が辛い状態だったとしても一人で落ち込んで過ごすよりランニング仲間と交流した方が元気になれると改めて気づくことができた」。
ランニング初心者の方々へのアドバイスはズバリ「頑張りすぎないこと」。「ランニングしているのに痩せないと聞き、どうしてかなと思ったら、いきなり10km走ってそれがすごくキツかったという記憶が強く継続はできていなかったとか、膝が痛くなってしまい治るまで休んだら再開するタイミングを逃してしまったという人もいます」。まずは1回、誰かと一緒に軽く走ってみるのがおすすめだそう。「誰かと約束していたらサボらずにすみますし、笑顔で話せるペースを保ちやすい。走ろうねって約束した人と会うこと、走りながらどんな話をしようかなと楽しみにランニングに向かえるのが理想的ですね」。
「僕は高校で陸上部に入り、高校からのスタートでも強くなれました。陸上は、やるべきことをやれば誰でも強くなる。もともと足が速かったんでしょと聞かれることもありますが、違います。僕はセンスとか才能って言葉は好きじゃない。結果的にできた人が“センスがあった”と評されるだけで、創意工夫する努力を怠らなければみんなが強くなれるはずです」。もし走ることに苦手意識があるなら、“向いていない”ではなく、“まだ楽しさを知らないだけ”だと思ってほしい。「陸上の良さは“自己ベスト”という自分の基準があること。他者と比べなくていい。今の自分を超えれば200点です!」と心強いアドバイス。走ることでダイエットをしたいという人にも「先ほど話したように、制限しすぎず、頑張りすぎないこと。“二兎追う者だけが二兎を得る”という言葉が好きなんですが、得るために何かを我慢するより、どちらも得る!というマインドで取り組んだ方がハッピーに過ごせるなと」。食事は心と体、両方が元気になるためのガソリンのようなもの、と三津家さんはいいます。特に好きな食べ物はありますか?という問いに、マラソン大会で訪れる、各地域の名産品を食べに行くのが大好きでどれか一つには絞れないと答えてくれました。そして、食事だけでは不足しがちなビタミンやミネラルはスーパーマルチビタミン&ミネラルで補っているそう。
三津家さんは、走った後は“いつもの何倍も輝いている自分”になれるといいます。「撮影などがある日の朝は必ず走ります。走り終わってシャワーを浴びてキレイになった、100%に近い自分が好き。この感覚をたくさんの人たちと共有していきたいですね」。
三津家貴也/タレント・ランニングアドバイザー
高校で陸上競技を始め、インターハイ800m6位。筑波大学・筑波大学大学院でランニングを研究しながら、800mと1500m日本インカレに出場。現在はSNS総フォロワー数100万人以上、 ランニングコーチ・タレント・筑波大学の非常勤講師と活躍の幅を広げ、メディアやイベントを通したランニングの普及活動を行う。初の書籍「もっと楽にもっと速く がんばらないランニング」が好評で、24年5月、2作目の「お尻を使ってゆるく走るだけ はじめてのやせラン」が発売に。
スーパーマルチビタミン&ミネラル120粒入り(120日分/1日1粒目安)