ニュースリリース

大塚製薬株式会社

2012年12月25日

医薬関連事業

世界唯一の経皮吸収型ドパミンアゴニスト製剤「ニュープロ®パッチ」
パーキンソン病とレストレスレッグス症候群の適応症で日本での製造販売承認を取得

  • 世界で唯一の経皮吸収型ドパミンアゴニスト*1製剤として、1日1回の貼付で24時間安定した血中濃度を維持
  • 特にパーキンソン病では、治療の満足度は未だ低く、早朝にかけて薬の効果が切れてしまい、目が覚めてもすぐに活動できないなど日常生活で困っている患者さんに、安定的な治療効果が期待される
  • パーキンソン病およびレストレスレッグス症候群*2の2つの効能・効果を同時取得

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎、以下、大塚製薬)は、パーキンソン病およびレストレスレッグス症候群の治療薬として、「ニュープロパッチ」(一般名:ロチゴチン)の製造販売承認を2012年12月25日に取得しましたので、お知らせいたします。

経皮吸収型ドパミンアゴニスト製剤である「ニュープロパッチ」は、1日1回貼付するという簡便な投与方法で、薬剤が持続的に放出され、24時間血中濃度を一定に維持し、安定した効果が期待できます。

パーキンソン病は、国内に約14万人の患者さんがおり、4大症状(安静時振戦、固縮、無動、姿勢反射障害)*3を主症状とする特定の脳神経細胞群が徐々に減少してしまう原因不明の病気です。

病状の進行したパーキンソン病の患者さんは、薬剤を服用していてもその効果が切れる時間があり、例えば早朝に動きにくい、夜間寝付けないなどの症状が現れ苦しんでいます。「ニュープロパッチ」は、1日1回の貼付で24時間を通してその効果を維持し、患者さんや介助者の負担を軽減することが期待されます。

レストレスレッグス症候群は、主に脚に「異常な感覚」が生じることによって、じっとしていられなくなる慢性疾患です。この訴えは、ふくらはぎがむずむずする、足の内部がかゆい、ほてる、痛いなど患者さんによって様々です。レストレスレッグス症候群の患者さんは、就寝前に最も症状が現れやすいことにより入眠障害に陥ることが知られています。また、日中の安静時にも脚の不快感が生じることがあります。「ニュープロパッチ」は、1日を通して患者さんの症状を抑えることが期待されます。

大塚製薬は、2002年に日本国内における「ニュープロパッチ」の独占的開発・販売権をベルギーのUCB社から取得し、開発を行ってきました。海外ではNeupro®の製品名で、パーキンソン病で50カ国以上、レストレスレッグス症候群で30カ国以上の承認を得ています。

世界で唯一の経皮吸収型ドパミンアゴニスト製剤である「ニュープロパッチ」の承認により、大塚製薬はパーキンソン病およびレストレスレッグス症候群を抱える患者さんやそのご家族に貢献してまいります。

  • *1:ドパミンアゴニスト: ドパミン受容体に結合し刺激することにより作用を示す
  • *2:中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)
  • *3:パーキンソン病の4大症状;
    • [1] 安静時振戦(あんせいじしんせん): 手足がふるえる
    • [2] 固縮(こしゅく): 体がこわばる
    • [3] 無動(むどう): 動作が遅くなる
    • [4] 姿勢反射障害(しせいはんしゃしょうがい): 姿勢を保てなくなる

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。