大塚製薬株式会社

医療関連事業
2014年4月1日

迅速判定のA群ベータ溶血連鎖球菌抗原キット
「クイックナビ-Strep A」 4月14日新発売

  • A群ベータ溶血連鎖球菌(A群溶連菌)の感染の有無を、高感度に5分で迅速に判定 - 陽性の場合は約90%が2分以内に判定可能。検体抽出液の調製には1ステップのみの簡単操作
  • A群溶連菌感染症の主な症状は発熱、咽頭炎、扁桃炎であり、学童期小児を中心に広い年代で発生、通年性であるが、春から初夏および冬にかけて流行する
  • 「クイックナビ」シリーズの特色である簡単な操作性、高感度、迅速な判定を実現し、需要性の高いA群溶連菌をラインアップに加えた

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:岩本太郎)は、A群ベータ溶血連鎖球菌抗原キット「クイックナビ-Strep A」を2014年4月14日に発売します。簡便な操作性と迅速な判定を誇る「クイックナビ」シリーズでは6番目の診断キットです。

「クイックナビ-Strep A」は判定ラインが見やすいデバイスタイプを採用し、抽出液の調製が既存品と異なり、1ステップにすることで簡便性を高めました。また、検体採取対象が主に小児であることから、植毛タイプの綿棒を使用することで従来の綿棒に比べて咽頭からの検体をより多く採取できます。また、検出感度が高く、判定時間は5分と迅速です。通常、陽性の場合は約90%が2分以内に判定できます。

A群溶連菌感染症は通年でみられますが、特に春から初夏にかけて、また冬期に流行します。医療機関での感染症迅速診断においてはインフルエンザに次いで多いことから、「クイックナビ-Strep A」は、医師や看護師等の負担を軽減し、患者さんに早く検査結果をお知らせできることで貢献できるものと期待しています。

製品概要