特に注意したい人 - 高齢者

身体の機能の低下により重篤になりやすい

高齢になると脂肪がつきやすくなる分、身体の中の水分の割合が少なくなります。同じ環境にいても高齢者の方が熱中症になりやすいのはこのためです。加えて高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくく、水分を十分に摂ることが難しいこともわかっています。また、高齢者は、心機能や腎機能が低下しがちなため、熱中症になった時の症状がより重篤になりやすい傾向にあります。

身体の中の水分の割合

2012年 熱中症救急搬送患者の年齢層と重症度(沖縄を除く全国)

2012年 熱中症救急搬送患者の年齢層と重症度(沖縄を除く全国)

出典:国立環境研究所、熱中症患者速報サイト

室内環境にも注意しましょう

高齢者の熱中症の特徴として、室内で多く発生していることがあげられます。部屋の温度が上がらないように工夫するとともに、こまめに温度をチェックするようにしましょう。また、高齢者は喉の渇きを感じにくいので、十分な水分の補給が必要です。特に運動する際には、よりいっそう熱中症に対する注意が必要です。

平成22年の熱中症による死亡者数

出典:
厚生労働省
平成22年の熱中症による死亡者数について

高齢者の熱中症を防ぐポイント

  • こまめに水分補給をする
  • シャワーやタオルで身体を冷やす
  • 暑いときには無理をしない
  • 部屋の風通しを良くする
  • 涼しい場所・施設を利用する
  • エアコン・扇風機を上手に使用する
  • 部屋の温度を測る
  • 涼しい服装をする
  • 緊急時・困った時の連絡先を確認する

引用:環境省総合環境政策局環境保健部 環境安全課、熱中症~思い当たることはありませんか?~