スポーツ時の熱中症

スポーツ時の熱中症は、10代で多くみられます。部活動での熱中
症死亡事故の発生傾向を見ると野球で突出しており、部活動以外で
は登山中に多く発生しています。

場合別・スポーツ種目別 熱中症発生傾向(1975年~2011年)
出典:文部科学省、(独)日本スポーツ振興センター、熱中症を予防しよう―知って防ごう熱中症―

出典:文部科学省、(独)日本スポーツ振興センター、熱中症を予防しよう―知って防ごう熱中症―

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事例
A君は野球部に所属する高校2年生の男子。試験休みに入り、野球合宿に参加しました。合宿初日は最高気温35℃の炎天下での練習となりました。午前中で練習が終わったため、5km離れた宿舎へ水分補給をしつつジョギングで戻りました。宿舎到着後に会話の様子に異常がみられたため部屋に運ばれ休んでいましたが、呼吸が苦しそうになったため、救急車で病院に搬送されました。
解説
「熱中症予防のための運動指針」の中で、気温が35℃を超えた日や、気温がさほど高くなくても湿度が高い日の運動は原則中止とされています。暑さの中で運動するときは定期的に休憩し、こまめに水分補給を行わないと、熱中症を引き起こしてしまいます。A君は炎天下で練習やジョギングをしており、さらに試験を終えたばかりで暑さに身体が慣れていなかったことなどが原因になっていると考えられます。