室内で起こる熱中症 - 予防法

室内でも熱気や湿気がこもりやすいところは要注意

家の中のお風呂場、洗面所は洗濯機や乾燥機の熱がこもりやすく湿気もあります。このような場所で長時間過ごすときは注意しましょう。また、家の二階(最上階)は昼間に上がった気温や湿度により熱がこもっています。二階(最上階)に寝室がある場合は、窓を開ける、冷房をつけるなどして環境を整えるようにしましょう。

体感温度は天気予報の気温よりも高いことが多い

地面のアスファルトからの反射熱、周囲の建物からの輻射熱を受けるので、室外での体感温度は天気予報の気温よりも高くなります。

睡眠不足や寝汗も影響する

寝ている間にも汗をかいており、一晩でコップ一杯分もの水分が身体から失われています。また、暑さのため眠れないと体力が奪われます。

お茶やビールでは水分不足を補えない

お茶やアルコールには利尿作用があり、身体の中の水分を外に出してしまうため、水分の補給に適していません。また、汗には塩分(ナトリウム)などの電解質(イオン)が多く含まれているため、水だけ補給しても熱中症の予防にはなりません。0.1%~0.2%の食塩水やイオン飲料、経口補水液を摂るようにしましょう。

喉が渇いてから飲むというのでは手遅れの場合がある

高齢者の特徴として下記のようなことがあります。

  • 身体の感覚がにぶくなり、暑さを感じにくくなったり、喉の渇きを感じにくくなっている
  • 身体の中の水分が不足しがちになっている
  • 体温調節が遅れがちで、身体の中に熱がこもりやすくなっている
  • 食事量が少なくなるとともに飲水量も少なくなる
  • トイレが頻回にならないように水分摂取を控える

高齢者は日頃から体調管理に注意して、こまめな水分と塩分(ナトリウム)の補給を心がけることが大切です。

日常生活における熱中症予防のポイント

  • こまめに水分補給する
  • エアコン・扇風機を上手に使用する
  • シャワーやタオルで身体を冷やす
  • 部屋の温度を計る
  • 暑いときは無理をしない
  • 涼しい服装にする。外出時には日傘、帽子を着用する
  • 部屋の風通しを良くする
  • 緊急時・困った時の連絡先を確認する
  • 涼しい場所・施設を利用する

出典:環境省総合環境政策局環境保健部 環境安全課、熱中症~思い当たることはありませんか?~