ニキビ!そのままにしてませんか?

ニキビ!
そのままにしてませんか?

知っていますか?ニキビは皮膚の病気なんです。
「放っておいても大丈夫!」なんて思っていませんか?触ったり潰したりしてニキビ痕になってしまったら、もう大変!
キレイな肌に戻すのはとても難しいのです。
ニキビについて正しい知識を身につけて、キレイな肌を保ちましょう!

監修:西嶋皮ふ科 院長 西嶋攝子

ニキビのQ&A

ニキビを早く治すには、まずはニキビを良く知ることから。
きれいの敵、ニキビの疑問に答えます。
ニキビはいろいろな体の事情が重なって悪化します。
一筋縄でいかない敵、ニキビをよく研究してみましょう。


Q 顔だけでなく、背中にもニキビができるのはどうして?
A
背中や胸には、顔と同じように皮脂腺がたくさんあるからです。
ニキビはひどくなると顔だけでなく、背中にも胸にもできてきます。背中や胸には顔と同じように皮脂腺がたくさんあって、ここで皮脂がつくられどんどんでてきます。背中や胸にもニキビができたときは、顔と同じように石けんを使って丁寧に洗い、薬を塗って下さい。
Q 効果的な洗顔方法は?
A
1日に数回、ぬるま湯で石けんを使って、ていねいに洗顔しましょう。
ニキビには効果的な洗顔が欠かせません。その理由は皮脂をのぞいて、毛穴のとおりをよくするためです。そのためには石けんを使ってぬるま湯で、特に頭髪の生え際なども丁寧に洗います。脂性肌の人は1日数回洗ってもかまいませんし、ニキビ用の石けんを使うとより効果的です。それほど脂っぽい肌でない人は1日2〜3回洗えば十分です。
Q 男と女、どっちがニキビになりやすい?
A
男性ホルモンは皮脂腺を刺激するので男性の方がニキビができやすいのです。
男性と女性のどちらの体にも、男性ホルモンと女性ホルモンの両方が分泌されます。でも、その割合を比べてみると、女性の場合、男性ホルモン:女性ホルモンが1:2。男性の場合はこの比率が7:1。実際の発症者は男性の方が多いのです。しかし、通院者数は女性の方が多くみられます。
Q ニキビは思春期だけのもの?
A
最近では20代、30代でニキビに悩まされる人が増えています。
ニキビは疲れやストレスなどの要因も大きな引き金になります。仕事などの疲れ、悩みが肌の調子まで悪くしていることがあります。また、食生活の乱れや酒、タバコなどもニキビができやすい環境をつくります。
Q 生理の時に症状がひどくなるのはなぜ?
A
皮脂の分泌を活発にする性ホルモンが多く分泌されるからです。
ニキビは性ホルモンとの関係が深く、性ホルモンの分泌がさかんになったりバランスがくずれると、皮脂の分泌も活発になります。生理の少し前くらいからニキビがひどくなるのは、この時期に性ホルモンの分泌が活発になるためです。
Q つぶすと早く治るってホント?
A
治療が行われる場合がありますが、自分でつぶしてはいけません。
毛穴の方向にそって、中につまった皮脂を押し出せば早く治すことができます。
その際は消毒した器具を使い、毛穴の中を傷つけないように、専門の知識や技術が必要です。自分でむやみにつぶすと治るどころか、皮膚に傷をつけ、雑菌をつけることに。ニキビ痕(あと)を残す原因にもなります。
Q ニキビの「痕(あと)」を残さないためにはどうしたらいい?
A
ニキビができたら触ったり、つぶしたりせず、なるべく刺激を与えずに、お肌を清潔に保ちましょう。
まず自分でつぶしたり、触ったりしないことです。軽い場合は塗り薬を塗り、丁寧な洗顔をして、毛穴を塞ぐようなお化粧をしないことなどを守れば良いのですが、それで良くならないときには医師の治療を受けて下さい。
Q ニキビ痕(あと)の治療とニキビの治療は違うの?
A
ニキビ痕(あと)の治療は肌の表面の色や凹凸を正常にすること、ニキビの治療は炎症を抑えることが目的です。
ニキビ治療のいちばんの目的は活発な皮脂の分泌を抑え、菌を殺し、炎症をしずめることです。一方、ニキビ痕(あと)の治療は、炎症後の色素沈着を薄くしたり、陥没した痕を修復することが中心になるので美容的な意味合いが強くなります。
Q ニキビって病院で診てもらえるの?
A
はい、診てもらえます。
ニキビは尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という病気で、保険診療が受けられます。
医師の診断により、症状にあった治療が受けられます。
また、患者さんの希望・同意の上で保険診療外の治療を行う場合もあります。