レストレスレッグス症候群

診断には何が必要なの?

レストレスレッグス症候群の診断は、患者さんへの問診により4つの特徴的な自覚症状や他の症状の有無を確認します。間違われやすい他の病気と区別するために、補助的に検査をする場合もあります。

レストレスレッグス症候群は、医師が患者さんの症状を聞き取って診断する病気です。そのため、症状をできるだけ正確に伝える必要があります。ご自身が感じている症状を医師に正しく伝えられるように、必要事項をメモしていくとよいでしょう。

総監修:東京医科大学睡眠学講座 教授 睡眠総合ケアクリニック代々木 理事長 井上 雄一 先生

医師に伝えるときのチェック項目

レストレスレッグス症候群の4つの特徴的な自覚症状

脚の症状の表現例

症状の部位

症状が現れるとき

症状がおさまる行動

何かしたあとの症状の変化

症状が現れる時間帯

就寝中

レストレスレッグス症候群の診断は、患者さんの訴えが中心となるため、症状の似ている病気との区別が必要です。脚の不快感を正確に伝えると同時に、現在治療中の他の病気についても医師に伝えることが重要です。

間違われやすい他の病気
  • 不眠症-夜寝付けない
  • 坐骨神経痛-脚の不快感や痛み
  • うつ病気持ちの落ち込み
  • 皮膚疾患-皮膚の不快な感覚