ボディメンテHOME > ニュース > 前橋育英高校 × ボディメンテ ゼリー

NEWS
ボディメンテ ニュース

2018.02.22

前橋育英高校
x ボディメンテ ゼリー

選手権で悲願の初優勝を成し遂げた前橋育英は、
昨年からコンディショニング栄養食を使うなど、
徹底した体調管理に取り組んできた。激闘を勝ち抜くため、
どのようにして選手たちのコンディションを維持しているのか
山田耕介監督に訊いた。

原動力は昨年の悔しさにあり。

高校サッカー選手権で初優勝できたのは嬉しいのですが、正直なところを言うとホッとしています。通算3度目の決勝でまた負けたら大変なことになっていましたから(笑)。今年のチームは選手たちも言っていると思いますが、昨年の選手権決勝で青森山田に5 -0の完敗を喫したところからスタートを切りました。それがあったからこそ、勝つために必要な厳しいトレーニングを継続することができたと思います。とても悔しい思いをしましたが、負けた悔しさはすぐに忘れてしまうもので、3日もすれば記憶として薄くなっていきます。でも、「忘れてはいけない。それではいけないよ。また、悔しい想いはしたくないだろう?」という話を、選手たちが忘れそうになる度にしてきました。それが1年間ずっとボールを追い続けることができた要因で、選手権の優勝という結果につながったと思っています。

選手権前の不調と主将の負傷。苦難を乗り越え、日本一へ。

今年度は優勝できそうで出来ない時期が続き、インターハイは準決勝で敗退。昨年12月のプレミアリーグ参入戦もあと1勝で昇格というところで敗れました。とりわけ、プレミアリーグ参入戦は「これはどうしたものか」というような出来で、本当に立ち直れないなと思いました。あのPK負けは立ち直れないですよ(笑)。(昇格が懸かった参入戦2回戦で戦った)ジュビロ磐田も参入戦出場が5回目でうちが4回目。コンディションも整えて、休みも入れました。リーグ戦も最後のフロンターレ戦で主力を休ませ、開催地の広島入りも通常より1日早めました。それぐらい万全な状態で臨みましたが、それでもダメだったのはショックでしたね。でも、選手たちは不思議なことに、選手権に向けて気持ちを切り替えていました。「こいつらはもう選手権に切り替えているのか」と思い、自分も早く切り替えなければと考えました。そして、迎えた今回の選手権ですが、3回戦の富山一戦で主将の田部井涼が負傷し、試合後にトレーナーと相談をしました。すると、準々決勝と準決勝で使えば決勝は無理だろうという話になったので、決勝に照準を合わせ、治療に専念するように決めました。無理をすれば起用できたかもしれませんが、涼がいなくても恐らく決勝まで勝ち上がれるという自信がありました。代わりに出場した2年生の秋山裕紀も本当に良い選手。周りもそのプランで行けると言ってくれていたので、涼を休ませる決断をしました。

150人を超える大所帯では、体調管理は不可欠な要素。

他の学校やクラブもそうだと思うのですが、うちは1年生から3年生がそれぞれのチームに分かれて活動しています。そこに各コーチが付いて、彼らが中心になって朝練習の後に必ず集ります。だいたい7時40分からがコミュニケーションを取る時間で、各選手のコンディションの確認とアドバイスを行なっています。「あいつは今日寝坊しました」というような話も含めて、体調やメンタルの情報を収集するので、本当に重要な場になっていると思います。自分も寮生と一緒に生活をしているので、6時15分から生徒たちと体操を行なってからそのミーティングに参加するようにしています。しかし、そのような管理を行なっていても、体調を崩す生徒は出てきます。特に疲労が重なると体力が低下し、風邪などをひきやすくなってしまいます。そこで、今季は戦術うんぬんではなく、コンディションをどうするかというのを一番に考えていました。

「ボディメンテ ゼリー」のコンディショニング効果を実感。

昨年の5月に大塚製薬と産学連携協定を結びました。それをきっかけに、夏前から「ボディメンテ ゼリー」を取り入れ始めたんです。何故、そのようなところに気を配る必要があるかというのに気が付いたのは、3年前の93回選手権決勝、星稜戦での出来事があったからです。準決勝まで順調に勝ち上がり、その翌日午前中の練習まで完璧で、けが人もいないし、風邪をひいている者もいないので今回は優勝できると自信を持っていました。しかし、その夜に3人の選手が風邪をひいてダウン。その結果、決勝当日はFWの選手が出場できず、GKの選手は熱がある中で強行出場をするような状況で優勝を逃しました。そういう経験を踏まえて、改めてコンディショニングの重要性を痛感しました。ボディメンテ ゼリーを使い始めてからは、今年度はインターハイの地区予選から全国大会、選手権予選に本大会。そして、昨年12月のプレミアリーグ参入戦のときも、短期間の連戦中にひとりも体調を崩す選手がいませんでした。実際に選手たちのコンディショニングに成果が出ているので、本当に取り入れて良かったです。これからも学校として産学連携の中で、どんどんこのような取り組みはやっていこうと思っています。

産学連携の取り組みと成果

大塚製薬は前橋育英高校と、2017年5月に連携協定を締結。熱中症対策や水分・栄養補給、食育を通じた健康づくりといった、生徒をサポートする情報提供を行なっている。さらに、「ボディメンテ ゼリー」を採用した部活動は、男女ともに選手権出場のサッカー部をはじめ、野球部(夏の甲子園ベス16)、男子バスケットボール部(ウインターカップ出場) など、今年度の各大会で好成績を収めている。

PLAYER'S VOICE主力選手3人が選手権を振り返る

田部井 涼(3年)

優勝した瞬間はホッとしたというか、安堵の気持ちが大きかったです。1年間を戦ってきて、やっと結果が出たということで嬉し涙を流すことが出来ました。特に3回戦の富山一戦の試合中にケガをして、そのまま試合に出ていましたが、本当にやってくれる仲間だったので信じるだけでした。怪我をして自分が出られない試合もあった中で優勝できたので、本当に仲間に感謝したいです。

角田 涼太朗(3年)

最後に結果を出せたので優勝は嬉しいです。今年のチームはサッカーをやっていて楽しかったですし、やりやすさがありました。そして、レベルの高い中でやれていたので本当に良いチームだったと思います。決勝はこのチームで戦うのが最後だなという気持ちが大きかった。体力的には正直、準決勝の前はホテルの移動もあってきつかったです。 体調面に関しても風邪をひけば終わりだと思い、選手一人ひとりが気を遣っていました。 加湿は結構言われていたので、寝る前にお湯を溜めることなどをやっていました。

飯島 陸(3年)

もっと得点を取れたと思いますが、得点王や優勝できたことは良かったです。昨季は怪我とかで苦しんだ時期があったので、そういう時に自分でどういう風にするかを考えていて、課題だった決定力も最後は改善されたと思います。自分のゴールで優勝を決めたかったけど、チームが勝てたので良かったです。コンディション維持に関して、今年は昨年以上にタイトな日程だったので、いつもやっていることですが、ストレッチやトレーナーにケアをしてもらうことを念入りに行ないました。

※サッカーダイジェスト2018年2月22日号に掲載された内容です。

OTHER NEWS

東海大学付属仰星高等学校
x ボディメンテ ゼリー

東洋大学
x ボディメンテ ゼリー