心臓(しんぞう)のギモン Q&A

監修(かんしゅう):かわぐち心臓(しんぞう)呼吸器(こきゅうき)病院(びょういん) 副(ふく)院長(いんちょう) 佐藤(さとう) 直樹(なおき)先生(せんせい)

心臓(しんぞう)のギモン:12つのギモン 病気(びょうき)と治療(ちりょう):9つのギモン 検査(けんさ)・救急(きゅうきゅう):3つのギモン
佐藤(さとう)直樹(なおき)先生(せんせい)のコラムはこちら
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心臓(しんぞう)のギモン

心臓(しんぞう)ってどうやって動(うご)いているの? 別ウィンドウで開く
心臓(しんぞう)の筋肉(きんにく)がぎゅっと縮(ちぢ)んだりゆるんだりして、血(ち)を全身(ぜんしん)に送(おく)りだしています。
心臓(しんぞう)ってどんな形(かたち)?心臓(しんぞう)にお部屋(へや)はいくつあるの? 別ウィンドウで開く
にぎりこぶしぐらいの大(おお)きさだよ。お部屋(へや)は4つあるよ!右(みぎ)と左(ひだり)にそれぞれ「心房(しんぼう)」と「心室(しんしつ)」というお部屋(へや)があります。血(ち)が逆(ぎゃく)に流(なが)れないようにドアのような働(はたら)きをする「弁(べん)」が開(ひら)いたり閉(と)じたりするよ。
心臓(しんぞう)は1日(にち)に何(なん)回(かい)動(うご)くの? 別ウィンドウで開く
心臓(しんぞう)は1分間(いっぷんかん)にだいたい60~100回(かい)動(うご)くよ!1日(にち)で約(やく)10万(まん)回(かい)、一生(いっしょう)の間(あいだ)には10~20億(おく)回(かい)も動(うご)くよ。毎日(まいにち)休(やす)まずどんな時(とき)でも働(はたら)いている心臓(しんぞう)をいたわって、大切(たいせつ)にしようね!
動脈(どうみゃく)と静脈(じょうみゃく)って聞(き)いたことあるけど、なぁに? 別ウィンドウで開く
動脈(どうみゃく)は心臓(しんぞう)からの血(ち)を運(はこ)ぶ道(みち)、静脈(じょうみゃく)は心臓(しんぞう)に血(ち)を戻(もど)す道(みち)です。
人間(にんげん)と動物(どうぶつ)の心臓(しんぞう)は違(ちが)うの? 別ウィンドウで開く
しくみはほとんど同(おな)じだけど、動物(どうぶつ)によって大(おお)きさや動(うご)く速(はや)さは違(ちが)うよ!
たとえばハツカネズミは、1分間(いっぷんかん)に600~700回(かい)も動(うご)き、寿命(じゅみょう)が2~3年(ねん)であるのに対(たい)し、ゾウは1分間(いっぷんかん)に20~30回(かい)しか動(うご)かず、寿命(じゅみょう)が80~100年(ねん)ともいわれているよ。
心臓(しんぞう)は同(おな)じリズムで動(うご)くのはなぜ? 別ウィンドウで開く
心臓(しんぞう)には「洞(どう)結節(けっせつ)」という名前(なまえ)の“リズム隊(たい)長(ちょう)”がいます。この隊長(たいちょう)は電気信号(でんきしんごう)を自分(じぶん)で作(つく)り出(だ)す力(ちから)を持(も)っていて、心臓(しんぞう)に「トクン、トクン」と動(うご)く合図(あいず)を送(おく)るよ。この電気信号(でんきしんごう)は刺激伝導系(しげきでんどうけい)という“電気(でんき)の道(みち)”を通(とお)って、心房(しんぼう)から心室(しんしつ)へ順番(じゅんばん)に伝(つた)わります。
リズムが一定(いってい)なのは、このリズム隊長(たいちょう)(洞(どう)結節(けっせつ))が規則正(きそくただ)しく信号(しんごう)を出(だ)しているからだよ!
心臓(しんぞう)のリズムが乱(みだ)れるとどうなるの? 別ウィンドウで開く
心臓(しんぞう)のリズムがバラバラになることを「不整脈(ふせいみゃく)」といいます。
不整脈(ふせいみゃく)になると、心臓(しんぞう)がうまく血(ち)を送(おく)れなくなることがあり、めまいがしたり、息(いき)が苦(くる)しくなったりすることもあるんだ。だから心臓(しんぞう)のリズムはとっても大事(だいじ)だよ!
心臓(しんぞう)がドキドキするのはなぜ? 別ウィンドウで開く
運動(うんどう)したり、緊張(きんちょう)したり、びっくりしたりすると、血(ち)をたくさん送(おく)ろうとして心臓(しんぞう)がいつもよりがんばって速(はや)く動(うご)こうとするからです。
人間(にんげん)のエネルギーって1日(にち)でどれくらい作(つく)られるの? 別ウィンドウで開く
ごはんやパン、お肉(にく)などを食(た)べると、体(からだ)の中(なか)で小(ちい)さく分(わ)けられて、主(おも)に「糖(とう)(ブドウ糖(とう))」になるよ。ブドウ糖(とう)は血液(けつえき)を通(とお)って細胞(さいぼう)に運(はこ)ばれ、細胞(さいぼう)の中(なか)の「ミトコンドリア」という小(ちい)さな工場(こうじょう)で、酸素(さんそ)と一緒(いっしょ)にATP(エーティーピー)(エネルギーのもと)を作(つく)ります。 人間(にんげん)は1日(にち)で自分(じぶん)の体重(たいじゅう)くらいのATP(エーティーピー)を作(つく)って、使(つか)っているんだよ!このATP(エーティーピー)は電池(でんち)みたいに、体(からだ)を動(うご)かしたり考(かんが)えたりするためにすぐ使(つか)われます。作(つく)ってはすぐ使(つか)われて、また作(つく)り直(なお)されるよ。
心臓(しんぞう)と脳(のう)は関係(かんけい)しているの? 別ウィンドウで開く
心臓(しんぞう)は脳(のう)に血(ち)を送(おく)ります。脳(のう)は心臓(しんぞう)に「速(はや)く」「ゆっくり」などの指令(しれい)を出(だ)しているように密接(みっせつ)に関係(かんけい)しているよ。
心臓(しんぞう)って再生(さいせい)するの? 別ウィンドウで開く
心臓(しんぞう)の筋肉(きんにく)はほとんど再生(さいせい)しません。
現在(げんざい)では、iPS細胞(アイピーエスさいぼう)を用(もち)いた心筋(しんきん)細胞(さいぼう)シートなどの研究(けんきゅう)がすすんでおり、条件(じょうけん)付(つ)きで承認(しょうにん)され、実際(じっさい)に臨床(りんしょう)で移植(いしょく)が行(おこな)われるようになります。
大阪万博(おおさかばんぱく)2025で“心筋(しんきん)シート”が展示(てんじ)されていたね。
これからの心臓(しんぞう)の未来(みらい)が大(おお)きく変(か)わるかもしれないね。
子(こ)どもの心臓移植(しんぞういしょく)できるの? 別ウィンドウで開く
はい。重(おも)い心臓(しんぞう)の病気(びょうき)では心臓移植(しんぞういしょく)をすることがあります。2010年(ねん)7月(がつ)に法律(ほうりつ)がかわり、日本(にほん)でも15歳(さい)未満(みまん)の臓器(ぞうき)提供(ていきょう)が可能(かのう)になりました。年々(ねんねん)、移植(いしょく)施設(しせつ)は増(ふ)えており、心臓(しんぞう)の場合(ばあい)は全国(ぜんこく)の12施設(しせつ)(2026年(ねん)時点(じてん))で実施(じっし)できます。
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病気(びょうき)と治療(ちりょう)

生(う)まれた時(とき)や生(う)まれた後(のち)にかかった心臓(しんぞう)の病気(びょうき)は治(なお)るの? 別ウィンドウで開く
かわさき病(びょう)のように生(う)まれてまもなくにかかるものと、心臓(しんぞう)の筋肉(きんにく)の病気(びょうき)は遺伝(いでん)などで後(あと)から子(こ)どもの時(とき)に起(お)こる場合(ばあい)があります。
治療(ちりょう)によってほぼ良(よ)くなることもありますが、そうでない場合(ばあい)もあり、しっかりとお医者(いしゃ)さんに診(み)てもらうことが大切(たいせつ)です。
生(う)まれつきの心臓(しんぞう)の病気(びょうき)と言(い)われました。大(おお)きくなったら、もう病院(びょういん)にかからなくてもよい? 別ウィンドウで開く
治(なお)ったと思(おも)っても、大人(おとな)になってからまた症状(しょうじょう)が出(で)ることもあるので、大(おお)きくなってからも定期的(ていきてき)に病院(びょういん)でみてもらうことが重要(じゅうよう)だよ。小児科(しょうにか)の先生(せんせい)や循環器(じゅんかんき)内科(ないか)(心臓(しんぞう)をみる専門家(せんもんか))あるいは成人(せいじん)先天性心疾患(せんてんせいしんしっかん)(ACHD(エーシーエイチディー))専門(せんもん)の施設(しせつ)の先生(せんせい)に相談(そうだん)してみよう。
だんだん心臓(しんぞう)の働(はたら)きが悪(わる)くなっていくのはどうして? 別ウィンドウで開く
血管(けっかん)がかたくなったり、血圧(けつあつ)が高(たか)かったりすると心臓(しんぞう)に負担(ふたん)がかかるからです。
心臓(しんぞう)が悪(わる)くなると、ほかの臓器(ぞうき)も悪(わる)くなるの? 別ウィンドウで開く
心臓(しんぞう)だけではなく、腎臓(じんぞう)や肺(はい)にも影響(えいきょう)が出(で)ることがあるよ。体(からだ)の臓器(ぞうき)はお互(たが)いに助(たす)け合(あ)って働(はたら)いているので、心臓(しんぞう)が弱(よわ)るとほかの臓器(ぞうき)にも負担(ふたん)がかかります。
心臓(しんぞう)が悪(わる)くなると、どんな症状(しょうじょう)が出(で)るの? 別ウィンドウで開く
息切(いきぎ)れ、むくみ、疲(つか)れやすいなどの症状(しょうじょう)が出(で)ます。
心不全(しんふぜん)ってなぁに? 別ウィンドウで開く
心臓(しんぞう)の力(ちから)が弱(よわ)くなって、体(からだ)に必要(ひつよう)な血(ち)を送(おく)れなくなる状態(じょうたい)で、息切(いきぎ)れやむくみがおこり、そのままにしておくとだんだん悪(わる)くなってしまう病気(びょうき)です。
心不全(しんふぜん)になっていないかどうか、チェックする方法(ほうほう)はあるの? 別ウィンドウで開く
足(あし)の前面(ぜんめん)や足首(あしくび)、足(あし)のこうを指(ゆび)で10秒(びょう)おさえると、40秒(びょう)以上(いじょう)くぼみが残(のこ)るようなむくみがあるときには要注意(ようちゅうい)!坂道(さかみち)や階段(かいだん)でぜえぜえ息切(いきぎ)れをおこしたり、横(よこ)になるとせきが出(で)たり、息苦(いきぐる)しくなるときも要注意(ようちゅうい)!くつひもを結(むす)ぶときのようにいすに座(すわ)って前(まえ)かがみになると30秒(びょう)たえられずに苦(くる)しくて体(からだ)をおこしてしまう“前(まえ)かがみ呼吸困難(こきゅうこんなん)”も心不全(しんふぜん)のサインだよ。
まわりの大人(おとな)やおじいちゃん、おばあちゃんに教(おし)えてあげよう!
大(おお)きくなってから、心臓(しんぞう)の病気(びょうき)にならないためには? 別ウィンドウで開く
小(ちい)さい時(とき)からバランスよく食(た)べる、運動(うんどう)をする、よく寝(ね)ることが大切(たいせつ)だよ!大人(おとな)になってからは、塩分(えんぶん)をひかえる(1日(いちにち)6g(グラム)未満(みまん))、タバコをすわない、お酒(さけ)を飲(の)みすぎないことが大切(たいせつ)だよ。
おじいちゃんやおばあちゃんが「血圧(けつあつ)が高(たか)い」って言(い)ってるけど、どんな状態(じょうたい)? 別ウィンドウで開く
血(ち)が流(なが)れるときの力(ちから)が強(つよ)すぎて、心臓(しんぞう)に負担(ふたん)がかかっている状態(じょうたい)だよ。将来(しょうらい)、心臓(しんぞう)や脳(のう)の病気(びょうき)にかかる可能性(かのうせい)が高(たか)くなるから、ふだんから血圧(けつあつ)に注意(ちゅうい)する必要(ひつよう)があるよ。
病院(びょういん)やクリニックではかる場合(ばあい)には130/80 mmHg(ミリメートルエイチジー)未満(みまん)をめざしましょう。毎日(まいにち)お家(うち)でも血圧(けつあつ)をはかって、アプリや手帳(てちょう)に記録(きろく)することが大切(たいせつ)だよ!
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検査(けんさ)・救急(きゅうきゅう)

心臓(しんぞう)が悪(わる)くなっていないか確認(かくにん)する方法(ほうほう)は? 別ウィンドウで開く
健康診断(けんこうしんだん)や心電図(しんでんず)、心(しん)エコー検査(けんさ)で調(しら)べられます。大人(おとな)になったら、毎年(まいとし)定期(ていき)的(てき)に確認(かくにん)しよう。
病院(びょういん)やクリニックで心不全(しんふぜん)はどうやって診断(しんだん)するの? 別ウィンドウで開く
血液検査(けつえきけんさ)(BNP(ビーエヌピー)やNT(エヌティー)-proBNP(プロビーエヌピー))や心(しん)エコーでわかります。症状(しょうじょう)(息切(いきぎ)れ、むくみ、疲(つか)れやすさ)も大事(だいじ)なサインの一(ひと)つです。BNP(ビーエヌピー)35以上(いじょう)、NT(エヌティー)-proBNP(プロビーエヌピー)125以上(いじょう)は心不全(しんふぜん)になる前(まえ)の状態(じょうたい)の可能性(かのうせい)があります。BNP(ビーエヌピー):脳(のう)で発見(はっけん)されたホルモンで、心臓(しんぞう)(心室(しんしつ))から出(で)てくるホルモン
身近(みぢか)にいる大切(たいせつ)な人(ひと)が目(め)の前(まえ)で息(いき)が苦(くる)しそうなときや倒(たお)れたときはどうすればよい? 別ウィンドウで開く
まわりにいる大切(たいせつ)な人(ひと)が急(きゅう)に倒(たお)れると、とても不安(ふあん)な気持(きも)ちになるよね。胸(むね)が痛(いた)そう、息(いき)が苦(くる)しそう、意識(いしき)がなく倒(たお)れているときには、あせらずおちついてまわりにいる大人(おとな)にすぐに助(たす)けをもとめ、119番(ばん)(救急(きゅうきゅう))に電話(でんわ)してもらおう。
覚(おぼ)えておこう!命(いのち)を救(すく)うためにできる3つのこと。

①意識(いしき)があるかどうか耳(みみ)のそばで大(おお)きな声(こえ)で確認(かくにん)をしよう!「大丈夫(だいじょうぶ)ですか?」
②大(おお)きな声(こえ)で大人(おとな)に助(たす)けをもとめよう! 「誰(だれ)か来(き)てください!人(ひと)が倒(たお)れています!」
③大人(おとな)に119番(ばん)に電話(でんわ)をしてもらい、AED(エーイーディー)が近(ちか)くにあればもってきてもらおう!(AED(エーイーディー):電気(でんき)で心臓(しんぞう)を助(たす)ける機械(きかい))
もし救急車(きゅうきゅうしゃ)をよぶことに迷(まよ)ったときには、♯7119に電話(でんわ)すると医師(いし)や看護師(かんごし)などの専門家(せんもんか)に相談(そうだん)できることもおぼえておいてね。
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コラム:心臓(しんぞう)はみんなのスーパーヒーロー!

監修(かんしゅう):かわぐち心臓呼吸器病院(しんぞうこきゅうきぎょうびん)副院長(ふくいんちょう)佐藤(さとう)直樹(なおき)先生(せんせい)

私(わたし)たちの心臓(しんぞう)は、1日(にち)に約(やく)10万(まん)回(かい)も休(やす)まずに動(うご)いて、体(からだ)じゅうに血液(けつえき)を届(とど)けてくれる「スーパーヒーロー」です。心臓(しんぞう)の中(なか)には、リズム隊(たい)長(ちょう)=心臓(しんぞう)を動(うご)かすための電気(でんき)のスイッチの役目(やくめ)をする部分(ぶぶん)がいて、そこから電気(でんき)の合図(あいず)が出(で)ることで、心臓(しんぞう)はトクトクと正(ただ)しいリズムで動(うご)きます。そして、体(からだ)じゅうに血液(けつえき)をとどけているんだよ。もしそのリズムが乱(みだ)れたり、動(うご)き方(かた)がおかしくなると、血(ち)のめぐりがわるくなり息(いき)が苦(くる)しくなったり、足(あし)のむくみ(足(あし)がはれてしまうこと)が出(で)ることがあります。それは心臓(しんぞう)からの「助(たす)けて!」のサインかもしれません。心臓(しんぞう)は毎日(まいにち)休(やす)むことなくずっとがんばってくれているから、よく寝(ね)る、バランスよく食(た)べる、体(からだ)を動(うご)かすなどの毎日(まいにち)の生活(せいかつ)を、小(ちい)さい時(とき)も、大(おお)きくなってからも大切(たいせつ)にしてあげて、「助(たす)けて!」のサインが出(で)ないようにしてあげようね。そして、まわりの大人(おとな)やおじいちゃん・おばあちゃんに、「息切(いきぎ)れやむくみはない?」って聞(き)いてチェックしてみてあげてね。気(き)になることがあれば、すぐに近(ちか)くのお医者(いしゃ)さんにみてもらうように教(おし)えてあげてね!

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コラム:お医者(いしゃ)さんになるには?

監修(かんしゅう):かわぐち心臓呼吸器病院(しんぞうこきゅうきぎょうびん)副院長(ふくいんちょう)佐藤(さとう)直樹(なおき)先生(せんせい)

お医者(いしゃ)さんは、病気(びょうき)やけがでこまっている人(ひと)を助(たす)ける、とても大切(たいせつ)な仕事(しごと)をする人(ひと)です。
お医者(いしゃ)さんになるには、大学(だいがく)にある医学部(いがくぶ)=医者(いしゃ)になるために勉強(べんきょう)する学部(がくぶ)に入学(にゅうがく)する必要(ひつよう)があります。そのために、小学校(しょうがっこう)・中学校(ちゅうがっこう)での「国語(こくご)・算数(さんすう)(数学(すうがく))・理科(りか)・英語(えいご)」などの基本(きほん)の勉強(べんきょう)がとても大事(だいじ)です。
高校(こうこう)を卒業(そつぎょう)したら、大学(だいがく)の医学部(いがくぶ)に進学(しんがく)して6年間(ねんかん)、体(からだ)のしくみや病気(びょうき)、治(なお)し方(かた)などを学(まな)び、医学部(いがくぶ)を卒業(そつぎょう)したら、医師国家試験(いしこっかしけん)=医師(いし)になれるかどうかをきめる国(くに)の試験(しけん)を受(う)けます。この試験(しけん)に合格(ごうかく)したら「医師(いし)」になれます。その後(ご)は、病院(びょういん)で実際(じっさい)に病気(びょうき)をみたり治(なお)したりするために、先輩(せんぱい)のお医者(いしゃ)さんに教(おし)えてもらいながらさらに訓練(くんれん)をうけます。さらに、自分(じぶん)が進(すす)みたい専門(せんもん)のお医者(いしゃ)さんを目指(めざ)して勉強(べんきょう)しながら経験(けいけん)を積(つ)んでいきます。このように、お医者(いしゃ)さんになるのはかんたんではないけれど、お年寄(としよ)りの割合(わりあい)が増(ふ)える(高齢化(こうれいか))日本(にほん)では心臓(しんぞう)の病気(びょうき)で困(こま)る人(ひと)が増(ふ)えると言(い)われているので、苦(くる)しくなった人(ひと)たちを助(たす)けるお医者(いしゃ)さんがもっと必要(ひつよう)なんだ。だから、「人(ひと)を助(たす)けたい」という強(つよ)い気持(きも)ちをもって、こんなやりがいのあるお医者(いしゃ)さんにチャレンジしてみよう!って思(おも)ってくれるとうれしいな。

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コラム:「お医者(いしゃ)さんの1日(にち)」を見(み)てみよう!

監修(かんしゅう):かわぐち心臓呼吸器病院(しんぞうこきゅうきぎょうびん)副院長(ふくいんちょう)佐藤(さとう)直樹(なおき)先生(せんせい)

病院(びょういん)には、健康診断(けんこうしんだん)の結果(けっか)が気(き)になったり、いつもとちがう体(からだ)の調子(ちょうし)が気(き)になったりして来(く)る人(ひと)がいます。このような場合(ばあい)、外来(がいらい)の診察室(しんさつしつ)で、お医者(いしゃ)さんが困(こま)っていることや気(き)になる症状(しょうじょう)について話(はなし)を聞(き)いたり、体(からだ)を調(しら)べたりします。必要(ひつよう)に応(おう)じて、体(からだ)のようすを調(しら)べる検査(けんさ)をすることもあります。その結果(けっか)、もっとくわしい検査(けんさ)が必要(ひつよう)な場合(ばあい)や治療(ちりょう)を続(つづ)ける必要(ひつよう)がある時(とき)には、病院(びょういん)に入院(にゅういん)して毎日(まいにち)体(からだ)のようすを見(み)ながら治療(ちりょう)や検査(けんさ)をします。
また、病院(びょういん)には、夜(よる)に急(きゅう)に苦(くる)しくなったり、倒(たお)れたりして救急車(きゅうきゅうしゃ)で運(はこ)ばれてくる人(ひと)もいます。
このような場合(ばあい)は、まずは命(いのち)にかかわる状態(じょうたい)かどうかを一番(いちばん)に調(しら)べます。救急(きゅうきゅう)の診察室(しんさつしつ)で体(からだ)のようすをチェックし、必要(ひつよう)な検査(けんさ)(血液検査(けつえきけんさ)、心電図(しんでんず)、レントゲンなど)をすぐに行(おこな)い、必要(ひつよう)な治療(ちりょう)をできるだけ早(はや)く始(はじ)めます。救急(きゅうきゅう)に来(く)る人(ひと)は、治療(ちりょう)を続(つづ)けるために入院(にゅういん)することも多(おお)く、入院(にゅういん)後(ご)は医師(いし)・看護師(かんごし)(患者(かんじゃ)さんのケアをする専門家(せんもんか))・薬剤師(やくざいし)(薬(くすり)の専門家(せんもんか))・栄養士(えいようし)(食事(しょくじ)や栄養(えいよう)の専門家(せんもんか))・リハビリ(体(からだ)の動(うご)きを回復(かいふく)させる練習(れんしゅう)を助(たす)ける専門家(せんもんか))の先生(せんせい)など、いろいろな専門(せんもん)家(か)が集(あつ)まり、「どうしたら早(はや)く回復(かいふく)できるかな?」「急(きゅう)な症状(しょうじょう)をくり返(かえ)さないためにこれからどんな生活(せいかつ)をしたらよいかな?」と、チームのみんなで話(はな)し合(あ)いながら、1日(にち)でも早(はや)く退院(たいいん)できるように、みんなで協力(きょうりょく)して治療(ちりょう)を進(すす)めていきます。もし病院(びょういん)に来(き)て、気(き)になることや心配(しんぱい)なことがあれば、いつでもチームのみんなに相談(そうだん)してね!

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