ダイバーシティ

多様な社員の活躍により、イノベーションやグローバル化が
より進むと考え、積極的にダイバーシティを推進

大塚製薬では、ダイバーシティという概念が浸透していなかった1980年代から、企業の成長の原動力となる革新的な製品やアイディアを生み出すためには、国籍、人種、年齢、性別などの垣根を越えた多様な人材の活躍が必要と考え、経営トップ自らダイバーシティを積極的に推進してきました。1990年には、女性を受け入れる側の管理職や女性自身の意識改革を行うため「女性フォーラム(後のダイバーシティフォーラム)」を開催するなど、いち早い取組みを行っています。多様な社員のキャリア継続のため、育児や介護に関する制度などを充実させているほか、モチベーションの維持・向上のための様々な施策を行っています。

ダイバーシティフォーラムの様子 2007年には「ダイバーシティ推進プロジェクト」を立ち上げ、社内の情報や経験の共有、社員のモチベーション維持・向上のための施策を積極的に行っています。その一例として、2008年から開催している「ダイバーシティフォーラム」では、海外グループ各社も含め多様なロールモデルを紹介しており、現在では各国からの参加者も含め100名以上が参加しています。

WINGの特別講演での様子 また女性MRの活躍をより推進するため、育児に関する情報共有の場となる「Otsuka Women’s Workshop」を開催し、結婚・出産・育児後のキャリア継続に貢献しています。
さらに組織横断的な自主勉強会「WING」も開催し、「わたし達が変わり会社を変える」をテーマに積極的な活動を行っています。

現在では、研究から生産、マーケティングに至るまでの様々な組織・プロジェクトで女性リーダーも活躍しており、女性役員比率は上場企業平均を大幅に上回っています。

イクボスセミナーの様子 近年では「仕事と子育てを両立したい!」という男性社員が増えています。また、社員が多様化する時代では管理職の意識改革がさらに求められています。このため男性社員(あるいは配偶者)向けセミナーを開催しているほか、新しい時代の理想の上司(イクボス)を育てていこうとする企業のネットワーク『イクボス企業同盟』に2015年に加盟し、イクボス宣言を行いました。

ビーンスターク保育園とくしま また、育児をしながら働く社員を支援するため、2011年に徳島、2014年に大阪に事業所内保育所「ビーンスターク保育園」を設立しました。
このような多様な取組みが認められ、2008年には次世代認定マーク(愛称「くるみん」を取得、また2014年には「ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)を受賞しております。

はーとふる川内株式会社 アグリ事業 障がい者の活躍に関しては、2011年10月に特例子会社の「はーとふる川内株式会社」を徳島市に設立し、障がい者就業の機会創出を図るとともに、障がいのある方が能力を十分に発揮し活躍する場を提供しています。現在、オフィスサポート業務、生産サポート業務、アグリ事業(トマト栽培)で、地域に根ざした活動を行っています。

大塚製薬は、今後も、多様な人材を尊重し、それぞれの強みを活かす、ダイバーシティを推進してまいります。

※なお、女性活躍推進法の施行(2016年4月)に伴い、自社の女性の活躍に関する状況把握・課題分析を行い、それを踏まえた女性を含む全社員の活躍に関する新たな行動計画を策定しました。また、女性の活躍に関する情報を社外にも公表しております。

大塚製薬のダイバーシティの取組み・成果例

カテゴリー 詳細
キャリア継続のための制度・
仕組み・試み
ダイバーシティ推進プロジェクト 女性に限らず、広くダイバーシティを推し進めるため、ダイバーシティ推進プロジェクトを2007年に発足。ダイバーシティ推進のためのフォーラムやセミナーなどを実施
産前・後休暇制度
および
育児休職制度
産前・産後は給料100%支給、産後は賞与も100%支給
<法定は標準日額の2/3を支給>
育児休職期間は原則1年間(最大1年6か月)
育児勤務制度 短時間勤務:小学校就学前の子供を育てる者が取得可能
シフト勤務:妊娠判明から出産まで、中学就学前の子供を育てる者が取得可能
介護休暇 1年まで取得可能
<法定は対象家族1人につき通算93日まで>
介護勤務(短時間勤務、始業終業時刻の変更)は、3年まで取得可能
事業所内保育所 2011年4月第1号を徳島市で開園。定員100名を150名に増員し、現在さらなる増築を予定。2014年4月に第2号を大阪市で開園
在宅勤務制度
(I-Work)
「行動を変えることにより意識を変える、意識が変わることで生産性が上がる、そうすれば今までと違う24時間を過ごせる」を目的とした、福利厚生ではなくキャリア形成のための制度
働く女性のための健康セミナー 働く女性が自分自身の健康状態、ホルモンバランスと向き合いながら、より働きやすい環境を整えられるよう勉強会を実施
その他 積立有給休暇制度(不妊や更年期障害の治療でも利用可能)、再チャレンジ制度(原則正社員として復帰できる)、結婚時同居支援 など
充実した制度が認められ「くるみん」取得 「次世代育成支援対策推進法」に基づき、仕事と子育ての両立を図るために必要な雇用環境が整備されていると認められ、2008年次世代認定マーク(愛称「くるみん」)取得
ダイバーシティ
経営企業100選受賞
女性も働きやすい職場環境にするための先進的な取組みや成果が評価され、2014年に「ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)を受賞
モチベーション向上のための
施策
ダイバーシティフォーラム 1990年から経営トップが女性の活躍を阻む事象を理解し、それらを改善し女性の活躍を推進する場として「女性フォーラム」という名で開催。2008年以降は、ダイバーシティフォーラムとして開催
Otsuka Women’s Workshop 結婚、妊娠、出産している女性MRに育児に関する情報共有の場を提供。2007年から開催し、出産後も働き続ける女性MRが3名(2007)から43名(2015)に増加
自主的リーダー勉強会(WING) 社内外の課題を抽出し、チームに分かれて解決策を議論、最終的には会社への提案として解決策をまとめる勉強会を2009年から開始。現在では、性別、役職を問わず参加者を募っている
イクメン、イクボス、イクジイセミナー 仕事も人生も楽しむことで、良いシナジーが生まれるような生き方を提案する、主に男性社員を対象とした講演会。
2015年10月にはイクボス企業同盟※に加入し、より働きやすい職場環境を目指す
※ NPO法人ファザーリング・ジャパン提唱による企業同盟
その他の
取り組み
外国籍社員ネットワーク 在籍する外国籍社員が部門を越えたネットワークづくりの場を設定
障がい者雇用 身体だけでなく精神に障がいのある方の働く場を積極的に創出するため、2011年に特例子会社「はーとふる川内」を設立。オフィスサポート事業などのほか、アグリ事業も実施