こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
春の陽気に誘われてふと外に出てみれば、辺はりは満開の桜が広がっています。そんな桜とは裏腹に、私は2月にフルマラソンを走ってからというもの、なかなか走る心の花を開くことができずにいます。これまで集中してトレーニングを行ってきたことやレースで持てる力を出し切ったことが影響していることは確かです。
これらの状況を早く打破し、そろそろやる気のスイッチが入らないものかと日々願うばかりですが、一度散ってしまった花はしばらくときが経たなければ再び咲くことはないのでしょうか…。
みなさんも同じような経験はありませんか?
走ろう、この一歩が踏み出せないもどかしさ。これが自分の弱さと課題ということは重々承知していても対処できず、ただただ時だけが過ぎ去っていくのです。一度気持ちが乗ってしまえばこちらのものなのですが、ここを突破するのが一番の壁もあります。
ランニングは継続あってこそ。義務的に行う練習だったり、やらされてやる練習ではあまり身にならないことは自分がよく知っています。楽しくなければ。ではどうしたら楽しく走ることができるのか?そんなことを考えていると、私の目の前に突如トレッドミルが現れました!
いや突如と現れたいうより、これまで目の前にあったにも関わらず目に入らなかったと言ってよいでしょう。
今日は冷たい雨が降っていました。ふとそれではトレッドミルで走ってみようと思ったんです。しかもそのトレッドミル。高速で走れる優れもの。おそらく野外で走る感覚とトレッドミルで走る感覚は全く違うでしょう。そこに興味を持ちました。
マラソンペースで走ったらどんな感覚を得られるのだろう?
私の中でトレッドミルと言えば、精神的にも体力的にもキツいイメージしかありません。
もしこれで走れるようになったら力がつくのでは?
楽に走れるようになるのでは?
重心が安定するのでは?
このようにどんどん興味が湧いてきました。
まてよ、これまで行ってきたキツい練習においてそこまで苦痛に感じなかったのは、この練習をすればどう身体が変わるのか?よいイメージの動きで練習ができればもっとよくなるのでは?そのように自分の身体で試した結果にワクワクするような興味があったからではないのか。やる気を引き出すものは興味なのではないか。そのように思えたのです。
結果、トレッドミルの練習が終わると心地よい汗をかくことができ気持ちも清々しく。自分でもビックリするような新たな発見もありました。この興味がやる気につながっていくと感じでいます。もしかするとみなさんの周りにも、目の前にあるけど気づいていないやる気スイッチがあるかもしれませんよ。