こんにちは。ランニングサポーターの久保です。

本日から10月です。あたりもだいぶ秋らしくなってきましたね。 この時期からランニングを始める方も多いのではないでしょうか？

10月に入ると私はあるイベントのことを考えるようになります。それは街が異国情緒に溢れ、華やかな出で立ちや工夫を凝らした衣装に身を包んだ人々が各地で盛り上がるイベント・・・

そう、「ハロウィン」です。

最近はランニングでも、いろいろな大会で仮装をして走っている人を多く見かけます。私は毎年ハロウィンになると、みなさんを楽しませるため！？それとも自分が楽しむため！？なのか、仮装して走ることが定番になってきました。おかげでこの時期はどんな仮装をするかで悩むのです。さらに仮装するだけではモノ足りず、動きまでマネをしてみようと挑戦したことがあります。とくに高度な動きをするキャラは余りにも動きが速く、どのようにして体を動かしているのかが見た目だけでは理解できず、手足がチグハグになってしまいます。頭が混乱状態でどこをどう動かしてよいのか全く分かりません・・・。

んっ、待てよ・・・、ここに走りのヒントがあるのでは？これは走りに繫がるぞ！
頭と体が繫がらないということは、脳からの指令が上手く伝わらないからです。もしかすると、神経系のトレーニングをするとこの違和感的チグハグが改善されるのではないかと思ったのです。神経系が発達すれば、脳の指令を体の隅々伝えることができるので意図的に動かすことができるかもしれない、今まで経験したことのない動きをマネするだけでも脳と体が学習し体全体の神経系が発達するかもしれない、そう私は考えました。脳からの正しい指令が正しい筋肉に伝わり、正しい動きができるようになることはとても大事です。フォームに関しても自分ではよいと思った姿勢で走っているつもりでも、年齢とともに筋力低下や関節などの可動域は低下していきますから、体の軸を維持できず繰り返し走っているうちに少しずつズレが生じて体に負担のかかるフォームになっていた・・・なんてこともありえます。しかし、本人はその状態に気づいておらず、いいフォームで走っていると思い込んでいる・・・。このような事態に陥らないためにも、脳を慣れさせてはいけません。常に変化をもたらし、脳を活性化させてあげることが大事です！普段平地ばっかり走っている方は、たまに階段や坂道、芝生などの不整地やトレイルなどを走るといいかもしれませんね。転んだらいけない、脚を上げなければ登れない、不安定だから重心の位置をしっかり保たなければならない…など、脳と体を油断できない状態へと導いてあげることで活性化します。私が冒頭でお伝えしたいろいろな動きのマネをしてみたり、人の走りをマネしてみたりするのもいいかもしれませんね。今まで感じることがなかった体の感覚を得ることが出来るでしょう。

年齢を重ねても、脳や神経系は伸びるところだと言われています！体力が落ちてきても落ち込むことはありません。体力があっても、正しい筋肉に正しい指令が行き届かなければ最大のパフォーマンスを発揮することはできませんからね。スポーツを長く続けるためには、無理に体を追い込もうとするのではなく、正しい指令を正しい筋肉に伝えること。自ずと今まで以上に走れるようになってきたという実感を掴めるかもしれませんよ。
このようなことを繰り返していると、私、ムーンウォークができるようになりました(笑）