こんにちは。
ランニングサポーターの久保です。
その昔、まだランニングがブームでないころ、こんなことを言われたことがあります。
「 走っていて楽しいですか?」
「なぜ走っているんですか?」
当時の私は、ただただ目の前にある大きな目標に向かってひたすら走り続けていたので明確な返答をすることができませんでした。
しかし、今ならこう言うでしょう。
「なぜ走っているかって?走ることは多くのことをもたらしてくれるからだよ。」と・・・
その1 : 新たな可能性と自信
最近ランニングを始める方が増えました。さらにはその数ヶ月後にマラソンを完走される方も少なくありません。まさか自分がマラソンを走りきることができるなんて…。始めたばかりのころは想像もつかなかったことでしょう。
誰しも最初は不安がつきもの。なぜなら経験もないし自分の体がどこまでやれるのか想像がつかないからです。しかし効率的に走れるフォームを学び、段階を追って計画的なトレーニングを積んでいけば体力がつき、走れる距離も日に日に伸びて、自分の可能性がどんどん広がっていくことに気づくかもしれません。自分は思った以上にやれるんだなと。その積み重ねは自信となり、年齢を問わずまだまだやれるんだという勇気と喜びを与えてくれます。それは走りだけでなく、普段の生活においても活かされることでしょう。
その2 : 明確な目標
ただ単にランニングをしているより、目標とするレースを決めた方が走力はグッとアップします。目標を掲げることで、それを実現するためにはしっかりとした計画を立てなければなりません。この時期にはどういった練習をやらなければならないといった明確な目標は、モチベーションや自主性に結びつきます。また自分で計画を立てて目標に向かうということは、自分のプランニング能力を上げる意味でも今後の大きな財産となります。社会においても試行錯誤し、筋道を立てていくことを私は陸上競技から学びました。
その3 : 出会い
ランニングに年齢は関係ありません。老若男女、業種や職業を越えていろいろな出会いがあります。これらの人々が同じ目的を持ち一緒にランニングできるところが走る素晴らしさです。一人で走るのは辛いことですよね。しかし多くの人と走ると頑張れたり、励まされたり、逆に励ましたりと大きな力をもらうことができたりします。
私の高校のとき、恩師がいつも言っていた言葉がありました。「人生は出会いであり縁である」と。これまで私は多くの方との出会いがありました。その縁で自分が活かされていると強く感じます。
次週に続く。