ランニングサポーター久保のランニングスクール

最後まで脚を残せる技術

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2021.03.09 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

先日行われた「びわ湖毎日マラソン」で2時間4分56秒という驚きの日本新記録が誕生しました。これにはたくさんの方が夢と感動、そして希望をもらったことでしょう。やはり大会は例え出場しなくてもやる気とモチベーションを与えてくれます。子どもの頃、当時人気だったサッカー漫画やアニメ、メキシコW杯の試合を見終わると自然と気持ちが盛り上がり、触発されて活躍選手の技を真似したくなったりやたらとサッカーをやりたくなったりした感じに似ています。もちろん実際に自分が出場することで更に気持ちも高まってくるでしょうし、早く大会が続々と開催される日がやってくるといいですね。

そんなびわ湖毎日マラソンが終了し、とあるテレビ番組で心に残った言葉がありましたのでご紹介します。

そのテレビ番組はマラソンの振り返りを放送していて、日本記録を出した選手の走りを大学時代の監督からコメントをもらうといったものでした。その監督は、大学時代と比べ腕振りの仕方が変わったことを挙げていました。以前よりも肘の動きが後方に大きくスイングする腕振りになっていたとのこと。

今回の走りの特徴としては、前半体力と脚を温存させ一番キツい最後の5kmで誰もが驚く日本マラソン史上における最高のラップを刻むといったものでした。その要因として監督は次のようなことも挙げていました。腕振りを持って上半身と下半身を連動させることで骨盤が動き、前半戦は力を使わずに一定ペースをキープして脚の筋肉を温存することができたのではないか。そしてこの走りを「最後まで脚を残せる技術」という言葉で表現されていました。このことは一般ランナーにおいてもマラソンを挑む上でとても大きなヒントになる言葉だと思っています。

もちろん今回の走りは新記録を出した選手の相当な練習と精神鍛錬の賜物であることは間違いありませんが、トップランナーやそれに携わってきた関係者から学ぶこと多しです。このような機会を与えてくださった時代に感謝です。

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