こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

マラソン練習やレースの終盤において、「"もう" 残りわずかだ」と思えれば頑張れたりします。
逆に「"まだ" こんなにもあるんだ」と思ってしまうもとても辛くなったりしませんか？

先週私は体調を崩してしまい、しばらく休むことを余儀なくされました。一度体調を崩してしまうと筋力や体の機能が著しく低下するため、徐々に調子を見ながら体力を戻していかなければなりません。ここで無理をしてしまうと負荷が大きいために再び体調を悪くしかねませんから。
私が次に控えているマラソンレースまで2週間です。
みなさんはこんなときどうされますか？
どういった気持ちで2週間を過ごしますか？

今までの私は焦ってしまい「"もう" 2週間しかない」と思って練習をしたかもしれません。
しかし最近の私はこんな風に思えるようになりました。「"まだ" 2週間もある！」と。
これにより気持ちにゆとりが持てて焦りが消えるんです。調子をどう上げていこうかという考えになるので練習の仕方も変わってくるでしょうね。

冒頭に述べたように、練習やレースの終盤で思う「"もう"」はプラスの力を感じますが、レースが迫ったときに思う「"もう"」は何だか焦りが漂うマイナス的なものを感じてしまいます。
また練習・レース終盤で思う「"まだ"」はプラスの力を感じないのに対して、レースが迫ったときの「"まだ"」は諦めない力というか、どうしようではなく、どうするかといったプラスの力を感じます。

何も焦ることはありません。
今できるそのままの自分を出せばいい。
このように思えたのは、先週レース前に突然体調を崩した失敗があったからかもしれません。

「"もう"」と「"まだ"」。
場合によってはプラスの力にもなるし、マイナスの力にもなる。表裏一体、不思議なものですね。
これらをどう捉えて実行するかはやはり自分次第。