こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
リオデジャネイロでは4年に一度のオリンピックが開催され、熱戦の日々が続いていますね。
スタートしてからゴールまでの間は、人生からするとほんの一瞬の出来事です。その一瞬のために人生を掛け、長い時間を費やしてきた選手たち。私たちの想像を超えた集中力と気迫で筋書きのないドラマを見せてくれています。そんな選手たちは、これまで自分の信念を貫き壁にぶつかろうとも、出来ない理由を探すよりも出来る方法を常に考えてきたことでしょう。
私たちに一般ランナーにとって夏の暑さは天敵です。私もそうですが、どうしても走れない理由を探してしまいがちになります。この暑さで走るのは無理、といった具合にです。確かにこの暑さで無理をしては危険です。炎天下においてのランニングも、少し考えなければなりません。
しかしそんなときこそ「出来る方法」を考えてみることが、オリンピック選手のようにはいかないかもしれませんが、自己実現への足掛かりになるのではないかと思っています。
〈私なりの練習に対する考えの切り替え方〉
- ・炎天下だから走れない
- だから直射日光を避けられて走れる場所/時間を探す(山、緑道、もしくは日が昇る前の朝、日が沈んだ夜)
→ 結果 : 思った以上に走れた。 - ・暑いから長い距離を走れない
- だから短い距離で時間をかけずに速い動きの練習をする。
→ 結果 : 継続した練習ができた。 - ・気温が暑いから走れない
- だから走る以外のトレーニングをする(補強的運動やコアトレーニングなど)。
→ 結果: 弱い部分が強化され、暑さが和らぎ、いよいよ走り出したときに故障が減る。
出来ない理由を探しているときは本当の目的を見失いがちになってしまいます。出来る方法を考え出すと、身近にあって見えなかったことが見えてきたりするのが不思議です。
直射日光を避けて走れる場所がいったいどこにあるんだ?と思うかもしれませんが、実は身近なところにあったんです。都会なのに13kmもの大半が木々に覆われた緑道コースが。私は実業団のときから18年間住んでいる土地なのに全く気づきませんでした。ただ、探そう、考えようとしなかっただけなのかもしれません。
これからも出来る方法を考えて、生涯少しでも長く走れるランナーでありたいと思います。