こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

みなさん、雨が降っているときは走りますか？

春先は天候が安定せず、風が強かったり雨が降ったりする日が多いものです。また例年だと桜が咲いているころですが寒の戻りで足踏みをしていて、春の訪れを待ち侘びているランナーも多いのではないでしょうか。

先日、私が主催しているランニングクラブの練習会も生憎の雨でした。しかも大雨。
雨に濡れると体が冷えてしまいますし、体調を崩す恐れもあります。だから走るのは止めにしよう…。そのように考えるのは自然なことです。しかし私が現役だったころは、雨が降っているからといって練習がナシになることはありませんでした。なぜなら雨が降ってもレースは普通に行われるからです。

とは言え、本業で行う練習と趣味で行う練習は違います。市民ランナーは無理をせず走ることを習慣化し、義務感で走ることが嫌にならないよう心がけ、ランニングを継続していくことが何より重要だと思っています。
なので、先日の練習会のように雨の日はお休みして、晴れたときに気持ちよく走るという選択ができます。
しかし、大雨の状況でも参加してくれるランナーがいるんです。

「なぜそこまでして走るのか？」

そんな素朴な疑問を持たれる方も多いと思いますが、やる理由はいたってシンプルなんです。それは「走りたいから！」なんですね。そんなランナーたちは、雨降りの悪条件でさえも笑い飛ばして走ることができる元気があります。
このような積み重ねが自ずとメンタル的な訓練となり、困難を乗り越えていく力が自然と身についているのかもしれないな、と大雨でも気持ちは晴れた練習会となりました。