ランニングサポーター久保のランニングスクール

クロカンのススメ

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久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

クロスカントリーという言葉を耳にしたことはありますか?
略してクロカン!

雪の積もった野山を駆けたり滑り降りたりするノルディックスキーの一種と聞けばピンとくるかもしれませんね。実はランニングにおいてもクロスカントリー走というものがあり、草原地(芝生)や不整地で起伏あるコースを走ります。
私も現役のときにクロスカントリー走を積極的に練習に取り入れたり、レースに出場したりしていました。
それは体をひと回りもふた回りも強くして速く走ることができるようにするためです。
世界のトップランナーたちも体力強化のためにクロスカントリー走を実施しており、その後行われるトラックレースやマラソンレースに結びつけています。

なぜクロスカントリーを取り入れるかというと次のようなメリットがあるからだと思います。

■衝撃の負担が少ない
走る路面が柔らかいので着地の衝撃を抑えることができ、脚への負担が少なく故障のリスクを減らすことができます。
■複合的な筋力強化
不整地ではバランスを崩しやすく、常に体は接地の安定を求められます。そのために普段なかなか鍛えることのできない脚の細かなインナーマッスル群に刺激が入るため、体全体をバランスのよく鍛えることができます。また、上り坂では腕をしっかり振り、膝を上げて姿勢も維持しなければなりません。下り坂では接地の衝撃を脚で受け止めながら走るので、常に全身の筋肉群を複合的に鍛えながら走っていることになります。
■効率のよいフォームへと導かれる
不整地や芝生での走りは最初とってもぎこちないかもしれません。なぜなら堅い路面と違って地面の反発をあまり得られないからです。地面を蹴るというよりは地面を押していくという感覚であったり、楽に走れる術を自然と身につけさせてくれ、気がつくと全身を使って走るような効率のよいフォームへと改善されていくことでしょう。

先日、クラブチームでクロスカントリーの練習を行ってきました。
いつも堅いアスファルトの上を走ることが多い参加者のみなさんは普段走らない環境で練習できたことに気分転換しながら走れたようです。
もちろんトレイルランニングもオススメです。しかし起伏が大き過ぎると上りや下りがウォーキングになってしまう可能性があるので、最初はある程度ランニングの持続が可能なくらいの起伏で走れれる場所があればGOODです。

これから怪我をしないためにも、時折取り入れていきたいオススメのトレーニングです。

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