ランニングサポーター久保のランニングスクール

自分のランニングフォーム

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久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは。ランニングサポーターの久保です。

みなさんは自分のランニングフォームについて考えたことがありますか?
私は現役のころから、フォームや動きのことを考えながら走ってきました。なぜなら怪我をするからです。実業団で走っていた当時、2年間足底筋膜炎という故障で全く走れない日々を送りました。そんな時、ある方から次のようなことを言われたことがあります。

「実業団の選手はみんなフォームを変えているよ。今まで通り、力任せに走っていてはきっと怪我をして短い選手生命になるだろう。さらにレベルの高い練習や争いをしていくだろうから、これから実業団で続けていくなら無駄のないフォームを作っていくべきだと思うよ。」

みんながみんな変えているわけではないと思いますが、何かしらの対策やトレーニングを積んでフォームを維持できるようにしたり、負担のないフォームづくりをしていることは確かでしょう。
それ以来、ずっとフォームのこと念頭に置いて走ってきました。

気をつけるポイントとしては、腕振り(肩の柔軟性)、体幹や軸の安定、骨盤の角度や腰の高さ、足の着地と運び、体全体の傾き、リズムなどなど。どこか1点にだけ捉われてしまうと、全体のバランスが崩れてしまいます。私はトータルバランスで考え、体全体が力みなくスムーズに連動して動くことができたら自分の中では良いフォームだと主観的に捉えています。

先日自分のフォームを撮る機会があり、客観的に見てみました。
写真の左は1週間前。右の写真はその1週間後の写真です。

写真左の撮影時に感じていたこと:
・体や腰まわりが軽い
・重心移動がスムーズ
・肘が引ける

写真右(1週間後)の撮影時に感じていたこと:
・前に進み辛い、スムーズではない
・重心が足に乗ってこない
・腕振りがぎこちない、硬い

主観的な感覚は写真にも表れていました。写真左は程よい前傾姿勢が保たれており、体感部も安定、ブレーキのない着地も行われています。逆に写真右は、身体が立ち過ぎていて肩に力みが生じ、腰も落ちていて上下動を招くようなフォームになっていました。最近身体が重くて疲れやすかったのでおかしいなと思っていたんです。原因はこれだったんですね。この結果から少し前傾を意することと、背中と肩の柔軟性を養うこと、ハムストリングスの神経に刺激を与え腰が入るようにするといった課題が見つかったのは収穫でした。

1週間の間でこんなにも変わったしまうフォーム。気づかないまま悪いフォームを繰り返していると危険です。まずは主観を大事にし、何か変だな、疲れやすいな、スピードが出ないなと思ったら客観的にフォームを見るのはオススメですよ。何か改善のヒントがいっぱい隠されているかもしれません。

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