ランニングサポーター久保のランニングスクール

歩いて筋肉痛!その効果とは?

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2019.06.14 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニング サポーターの久保です。

ランニングの初心者に向けた指導を行なう上で私が心がけていることが 2 つあります。

第1に、
ランニングを継続してもらえるよう指導すること。

第2に、
怪我をしないように段階を追って指導すること。

そのためにはランニングの楽しさを伝えることが大事ですし、無理をさせないようトレーニングを実施していくことも大事です。
「キツい」「苦しい」と思うような練習も必要ですが、走ることに慣れていない方はまず楽しいと思えるランニングを積み重ねて体力と走力を養うことこそ継続に繋がると思っています。
またいきなり強度の高い練習をしたり距離を伸ばしたりすると危険です。
その場限りの練習はできるかもしれませんが、走り終わってから足が痛くなったというランナーは数え切れないほど。それでは練習の継続ができません。

そこで先日、初心者ランナーたちと一緒に山歩きに出かけました。
山歩きになれないランナーたちは、一段一段階段を上がるごとに息が上がり、汗の量もいつもより多いと感じたはずです。それでけ熱量が上がっているということは普段使わないところを使った結果だと思っています。そう、インナーマッスルに刺激が加わったのです。山には石の階段があったり、自然の岩場があったり、木の根っこや砂利道など、状況に応じて膝を大きく上げたり歩幅を大きくしたりして歩く箇所がたくさんあります。自分の体重を片脚でしっかり支え登っていかなければなりません。走りと違って歩く行為は片脚に体重がかかる時間が長いです。またそれだけ片脚にかかる負荷に耐える時間も長くなるということになります。また、登りだけではなく降るときも一歩一歩しっかり体重を乗せて下っていきましたから、インナーマッスルへの刺激が相当加わりました。
そんなことを繰り返すこと5時間。全員無事に頂上を制覇し、麓まで帰ってくることができました。

その後、状況を聞いてみるとみなさんほぼ筋肉痛になったそうです。歩く行為で筋肉痛になるということは基礎的な部分が未発達だったということになります。
この土台無くして強度な練習を行ったらどうなるでしょう?いきなり距離を踏みすぎたらどうなるでしょう?

筋肉痛にはなったけれどとっても楽しかったと口々にされたいました。
まずは楽しみながら段階を追ってトレーニングしていくこと、それがいずれは苦しかったりキツかったりする練習を乗り切る基盤になると信じています。

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