ランニングサポーター久保のランニングスクール

目に見えるもの、見えないものと
同時に向き合って

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2020.01.27 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

練習を積めば積むほど、レースに出場すればするほど、足への負担は大きくなっていきます。
そうなると怪我をしないための対策が必要になってきますが、皆さんはどのような工夫をされていますか?

実は私、3ヶ月前くらいから左足の足底筋に慢性的な痛みを抱えています。
走れないことはないのですが、練習が終わってから常にズキズキとうずくような痛みがあるのです。
現役のときも同じところを痛めた経験がありました。
その時は朝起きると歩くことすらできないくらいの痛みでしたから、走ることはほぼできず、どんな治療を施しても良くならない状態が 2 年間も続いたのです。
引退も考えましたが、割り切ってこれまでの走り方を極端に変えてみたところ 1 週間で治ってしまったという驚きの経験をしています。

なぜ治ったのかというと、単純に走りが変わったことによってちゃんと使われるべき筋肉が使われて、ちゃんと支えるべきところで身体を支えることができたに尽きるでしょう。
治療を施してもまた痛みの出るような走り方をしていると結局同じことの繰り返しだということです。
要するに足に痛みが出るときは必ず左右の筋肉バランスが崩れていたり、どちらかの足に頼る走りになっていたりすることが多いです。

今回の私においては接地のバランスが均等ではありませんでした。本来 50 : 50 の比率で接地バランスが良いとされるものに対し、右足(53)、左足(47)とひどい状態で走っているのです。
こうしたことから、どのような走りをしたら 50 : 50 の比率になるのかずっと検証してきました。
すると先日、ついに 50 : 50 という数値を叩き出すに至ったのです。
まだ 10 km くらいしか持ちませんでしたが、その間足底の痛みが出ず、感覚的にも全く負担のかからない走り方でした。

やっときたかこの走り!

と今までのモヤモヤが晴れてとても嬉しい気持ちになりました。
この目に見える指標を軸に目に見えない自分の身体の内部と対話しながら変化を感じ取っていくことはとても大事なことだと改めて感じた今回。

状態が良くなかったり怪我を抱えていたりする場合、まずはタイムや距離を追う前に自分の体内とじっくり向き合うことが打開する鍵になるかもしれませんね。

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