ランニングサポーター久保のランニングスクール

スピード練習がもたらしてくれたもの

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2020.10.06 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

これまでずっとゆっくりペースのジョギングから速い動きに繋がる感覚を掴んできました。
しかし最近の練習でこのパターンとは全く逆のことが起こったのです。

つい先日のこと。
ある程度下地作りの練習ができてきたこともあり、ふとスピードを上げて練習してみようと思いました。
そこで行った練習が「1000 m × 5」というインターバル走です。
これまでは 1000 m を 3 分で走ることがやっとでしたが思い切って 2 分 55 秒を目標にチャレンジしてみました。

結果は、
1. 2分54秒
2. 2分53秒
3. 2分54秒
4. 2分53秒
5. 2分48秒

休む時間を少し多めに取りましたが疾走区間は目標を上回ることができました。
45 歳の自分がこんなに走れるとはビックリです。
現役の頃からして大幅に体力が衰退したからこそわかることかもしれませんが、私の場合速いスピードを出して走るときには腕振りの力がとても必要で、それに連動して腰回りの大腰筋が使われなければならないことを再確認しました。
これらは久々に速いスピードを出して走ってみたからこそ気づいたことです。
そこで掴んだ走りの感覚を基に、次の日にゆっくりとしたジョギングをしてみたところ・・・。
最近では感じなかったとても良い感覚で走ることができました。
その感覚というのは効率的に体が動いている感じがあったり、スムーズに体が前へ進んでいる感じであったりです。
体を速く動かした事で眠っていた部位に刺激が入ったからだと考えられます。
昔は速く走ることが当たり前だったので、ゆっくりのジョギングにも速い走りの感覚を落とし込めていました。
しかし今は速い動きを忘れてしまっていたためにそれができていなかったことに気づいたのです。
無理なくやることが大事ですが、速い動きを行うことはとても大きな意味があると感じた今日この頃でした。

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