画像は、筆者が箱根駅伝大会に出場した時のものです。
こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
私にとって正月が来たことを感じることのできる行事は、元旦に行われる実業団の駅伝と2日、3日に行われる大学生の駅伝です。
走り出せば個人競技のようで個人競技ではない、ひとつの流れがあとに控えたランナーに大きな影響を与えていくのも駅伝です。
選手の走りに感銘を受けるのはもちろんのことですが、私がこの年になってさらに興味を引き立てられるのは指導者たちのやり方です。
この1年はコロナ禍という苦労を強いられ決して満足に練習ができる状況ではなかったかと思います。
それでも競技会において個人の記録が大幅にアップした、これまでの自分を大きく越えるような躍進したというランナーがたくさんいました。
そこにはどういった秘策があったのでしょうか?
私たちの時代を振り返ってみますと、指導者の経験から練習メニューを与えられ、それらを信じてひたすらにこなしていくといったことが主流でした。
現在でもそこは変わりないと思いますが、それらに加え得られる情報が多岐に渡り豊富になってきた気がします。
一昔前なら勝負事ですから練習メニューや選手が行っていることは漏らさない、秘密主義といったこともありましたが、今ではそこら辺りがオープンになってきた風潮もあります。
それらを得たランナーがさらに自分で考え、自分で試し、より身になるように主体性を持って練習しているようにも思えます。
もちろんのこと、指導者も常に勉強を繰り返しながら更なる発展をとげられていることに頭が下がります。
またランニング機器の飛躍的な発展もあるかもしれません。
一人で走っていてもGPSウォッチがペースと距離を教えてくれますし、心拍数をリアルタイムに伝えてくれるので状態のコントロールがとてもしやすくなりました。
すごい時代になったものです。これらを活用しない手はないでしょう。
今回の駅伝を通じ、再び私も様々な情報を得ることができました。それに関して感謝です。
しかしながら最終的には本人がその気にならなくては始まりません。
そこを上手に後押ししてあげるのも指導者の役割。
私自身もさらに精進していこうと心に決めたお正月となりました。
これらは市民ランナーも一緒。
まだまだやり方はいっぱい、よって伸び代いっぱい。
だからこそ走ることは楽しい。これからも様々なことに興味を持ちつつワクワクするような挑戦をし続けてくださいね。