ランニングサポーター久保のランニングスクール

新たな試み、腹筋へのアプローチ

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2021.02.24 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

来たるべくシーズンに向けて、最近は”今”行っておきたい基礎的なトレーニングをご紹介しています。 これまで姿勢を保つための背筋トレーニングなどをお伝えしてきましたが、今回は腹筋についての話題です。

◆あれ?身体が打ち上がってしまい押さえ込めない!?
少し練習強度を上げたスピードトレーニングをしたときのこと。後半キツくなり、これまでのペースを維持するためには懸命に走らなければならない状態でした。そんなとき、私は視線をやや下ろして身体が反り返らないようにフォームの軸をキープします。ここで言うフォームの軸とは、頭・背中・腰あたりにかけて一本の軸が通っているようなイメージのことです。人それぞれ感じ方は違うかもしれませんが、私の場合は脚の蹴りに負けて上体や頭が後方へ引っ張られてしまうと顎が上がってしまい、腰も反り返ってしまいます。このような状態を私はよく「打ち上がる」という表現を使います。そうなると前へ進む力が半減し、呼吸も荒れだし脚への負担も大きくなってくるんですね。そうならないために目線を落とし頭と身体を押さえ込むことでフォームの軸もキープされるというわけです。

しかしながら背筋はもちろんのこと、腹筋が弱いと元の状態に戻すことが困難です。冒頭に書いたスピードトレーニングをして身体が打ち上がったとき腹筋に力を加えることができなかったため、押さえ込むことができませんでした。こうなってしまうとペースをキープするためには他の部位が必要以上に頑張って動かなければならなくなりますのでこれでは非効率。このとき、もう一度腹筋のやり方を見直すことにしました。

◆気軽に簡単にできる腹筋方法はないものか?
腹筋といっても簡単にできるものではありません。何より継続してこそ効果が出てくるからです。現役の頃を思い出しますと、練習後は何かしらの腹筋をルーティーンのように行っていました。もう習慣になっていたんですね。しかし10年ほどそんな習慣から遠ざかっている今では1日、2日はできたとしても意外と辛いことに気づきます。ここでもうやめたとならないようなやり方はないものか・・・。そこで、あるアイテムをインターネット通販サイトで見つけて「ポチッ」と購入のボタンを押しました。腹筋ローラー!!

◆様々な部位を同時に刺激できる
そう、腹筋ローラーをポチってしまったのです。腹筋、腹横筋、脊柱起立筋、肩などを同時に刺激し鍛えることができます。これもやり方がありますので、反り腰になって腰を痛めないようにして徐々に強度を慣らしながら上げていくことが大事だと思っています。

◆目標!
私の目標は、膝をつけた状態でローラーを前方に出して戻ってくるといった運動を10回毎日やっていくこと。次に1日3回くらいどこかのタイミングでやっていくこと。次に1回の回数を15回、20回と増やしていくこと。そして春には膝をつけないでローラーを前方に行けるところまで押し出し再び戻ってくることです。

皆さんもそれぞれのやり方見つけてみませんか?

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