ランニングサポーター久保のランニングスクール

もう一度考えてみよう、BCAAのこと

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2021.05.28 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは。ランニングサポーターの久保です。

私は、今年の春に左足のヒラメ筋を痛めてしまい、しばらく練習をすることができませんでした。また、練習を再開すると回復にさらに時間がかかってしまっていました。これらには何らかの因果関係があるのではないかといろいろ考えてきました。

そこで気になったことが摂取するものについてです。

コロナ禍になってから出場するレース等もなくなり、この点が疎かになっていたのではないかと思うようになりました。普段の食事ではバランスよく多くの品目を食べることを意識していますが、ランナーはエネルギーを消費した分、足りない栄養素それなりに補ってあげなければなりません。

考えてみればタンパク質の量も足りていなかったように思います。さらには練習前と練習後のアミノ酸、BCAA。これが極端に不足していたように思います。レース前の体づくりや緊張感のある調整練習のときは必ず飲んでいたBCAA。私はアミノバリューで摂取していましたが、最近は軽い練習なら大丈夫だろうといった軽い気持ちから摂取量が減っていました。練習は常に継続されていくので、筋肉中のBCAA量が減っているにも関わらず練習を続けていった結果、ヒラメ筋の損傷にも繋がったのではないかと思っています。摂取するもの、大事ですね。

摂るタイミング、摂取量などもありますから、もう一度BCAAのことを考えながら走れる身体を作っていきたいと思います。

BCAA摂取のポイント

BCAAの摂取にはいくつかのポイントがあります。
BCAAはどれくらい摂れればいいの?いつ摂ればいいの?摂取するべきBCAAの比率は?のそれぞれのポイントについて解説します。

※ BCAAとは(Branched Chain Amino Acid 分岐鎖アミノ酸)
バリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸総称です。この3つのアミノ酸はヒトが体内で作ることが出来ない必須アミノ酸と呼ばれています。運動時には血液中のBCAAがエネルギー源として利用されますが、血中のBCAAが不足すると筋肉を分解してそれをエネルギー源とします。この状態が続くと筋肉が損傷し、筋力の低下を招いてしまいます。

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