ランニングサポーター久保のランニングスクール

駅伝

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2021.12.17 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

私は大学生のときに陸上部に所属し、駅伝の大会に出場していました。

ある大会で走ったコースを久しぶりに走ってみました。このコースを走ると当時のことを思い出します。
稀に見る強風で向かい風に苦戦を強いられたこと。
その影響で、力不足だったチームは私の直前の3区を持って繰り上げタスキとなり、私は母校のタスキをかけることができなかったこと。
それでも私は必死になって次のランナーへとタスキを繋ごうとしたこと、など。

駅伝は沿道にたくさんの人が集まり応援が途切れることがありません。そんな状況でも親が応援している場所だけはわかるもんなんですね。走る前、どこにいるかも聞かされていなかった私でもほんの一瞬ですが親を見つけることができました。手を上げて応援に応えたのか、そのまま通り過ぎたのか・・・、ここだけは思い出せませんでした。

このとき私はダイスケという大親友と2年連続でタスキの受け渡しをしました。彼は大学を卒業して不治の病にかかり、わずか23歳という若さでこの世を去りました。その彼が闘病中、私と話した最後の会話を今でも覚えています。

「久保は走ることができていいな・・・。」

何よりも誰よりも走ることが大好きだったダイスケでした。私が今でも走っている理由はここにあります。気温が下がり、駅伝の時期になるとダイスケのことを思い出し、このコースを走りながら当時のダイスケに対する気持ちを思い出し、日々の生活でも至るところでダイスケのことを思い出します。彼は私の中でずっと生き続けているんですね。

私の仕事場の一番目に着くところには中継所でダイスケからタスキを受け取る場面の写真が飾ってあります。いつまでも彼の気持ちを忘れないように、そして常に前を向いていけるように。こうしてダイスケからたくさんのエネルギーを今でも引き継いでいるんです。これが駅伝なんですね。

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