ランニングサポーター久保のランニングスクール

疲れが出たときの軌道修正

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2022.05.31 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

10月後半に出場予定のフルマラソンに向け基礎体力づくりに取りかかっています。トレーニングのイメージとしては次の通り(距離レベルは最大5)。

5月  マラソン練習に臨むための基礎体力を養う期間(距離レベル3 )
6月  本格的な走り込みができるように体力を養う期間(距離レベル3.5 )
7月  本格的な走り込みができるように体力を養う期間(距離レベル4 )
8-9月 本格的な走り込み期間(距離レベル5 )
10月  仕上げ期間(距離レベル4 )

トレーニングはレースから逆算して考案していきます。
まず、本番1ヶ月前の「10月」は仕上げの調整期間として余裕を持たせます。
2〜3ヶ月前の「8月・9月」は1番走り込まなくてはならない時期に設定し、そこで存分に走り込めるよう「6月・7月」と2ヶ月かけて体力づくりをしていきます。
さらに、その体力づくり練習をしっかりこなすための前準備として「5月」は徐々に距離を増やし走れる身体をつくるといった内容です。

これまであまり長い距離を連続して走る練習をしてこなかったので、今は20〜25kmくらいの距離を目標マラソンペースよりも1分/kmほど落としながら走っています。
ジョギングトレーニングの頻度は1週間に1回から2回。今では、その中に短い距離のスピード走やファルトレク(※)といった練習も取り入れて行えるようになってきました。様々な練習を重ねることで習慣化するんだということを改めて実感しています。まだまだ体力は追いついてきていませんが、その分ペースなどを調整しながらやっているので、無理をしすぎている感じはありません。

しかし、練習が少しずつできるようになったことに比例して、筋肉疲労も徐々に出てきているのが今の現状です。疲労が出てくると強引に走ってしまいがちになるので気をつけたいところ。

そこでひとつの指標にしているのが「接地時間バランス」です。
私の場合、左右の足の接地時間が均等でなくズレてくると足に痛みが出てくる傾向にあります。そのため、腕時計でリアルタイムに接地時間を計測し、なるべく左右均等に(左50%/右50%)という指標になるよう心がけながら走りを修正しています。
最近は(左48%/右52%)と大きくバランスが崩れてきており、結果的に左足のふくらはぎへ違和感が出だしました。原因として上手く大腰筋が使えていないことを感じたので、早速修正を試みました。そのおかげで先日のインターバル走ではバランスの良い接地になっていたので一安心。

腕時計のように様々なアイテムを有効活用しながら客観的に自分の身体を見つめ、怪我なく無理しすぎることなくより良い方向へと仕向けていければと思っています。

※ファルトレク:足元が不安定になる不整地や起伏のある場所(未舗装の道、丘陵など)を、ペースに変化をつけながら走るトレーニング方法。スピード・持久力の強化や心肺機能の向上に効果がある。

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