ランニングサポーター久保のランニングスクール

ちょい薄底、カーボンなしシューズへの挑戦

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2022.08.18 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

10月のフルマラソン出場に向け、2ヶ月ちょっとの期間を経てようやく脚の下地作りができてきました。以前痛めたふくらはぎの違和感などがなくなれば、少しずつ「スピード練習」を実施していこうと思っています。

“スピード練習と言えば薄底シューズ”が当たり前だった時代の私ですが、今では薄底シューズを履くことに若干の恐怖感があるのが正直なところ。
薄底で強度の高い練習をすると、脚に強く疲労が残り、筋肉痛になる確率も高くなります。すると回復までに時間がかかってしまうため、次に行う強度の高い練習までしばらく期間を空けなければなりません。

その点、厚底だと脚への負担が少なく、疲労の心配が軽減されます。そのため、これから行うスピード練習も今までと同様に、厚底!!と言いたいところですが、そうではないシューズも試してみたいという意思が湧いてきました。

なぜなら、厚底シューズに「走らされてしまう」身体からの脱却を目指すためです。

よく聞く話ですが、“厚底を履きだしてから、怪我をする部位が変わってきた”というケースがあります。実は私もそのうちの一人です。高校1年生のときに怪我をして以来、故障とは無縁だったシンスプリント(すねの内側あたり)に痛みを感じたり、お尻の付け根あたりの坐骨に初めて痛みを覚えたりと、これまでではあり得なかった部位に痛みが出てくるようになりました。
厚底シューズはフォームを矯正させられてしまうことがあるので、今まで使わなかった(使えなかった)部位に負担がかかることがあります。そのままじわじわと迫る痛みや故障に気づかないまま走り続けてしまう、というデメリットも感じています。

そこで、“厚底やカーボンプレートに頼らない脚・体づくりのために、トレーニングとして違うシューズをもう一度試してみよう。”そんなところで、毎回でなくともスピード練習で履くための厚底以外のシューズを探していました。
厚底のようにカーボンプレートが入っていなくて、なるべく薄いもの。でも昔のようには薄すぎないものを・・・。

するといいシューズがありました。
厚さ28mmくらい(3cm弱)のカーボンなしシューズです。

いつも履いている厚底は39mmくらい(4cm弱)ですから1cmほど薄いことになります。1㎝違えば地面を捉える足裏の感覚も違ってくるでしょう。

練習の用途によっていろいろとシューズを使い分けることは現役の頃から行っていました。やはり何でも慣れが怖い。様々な刺激を与えてあげることで神経を活性化させ、複合的な筋肉を作り上げていきたいと思っています。

ちなみに現役のときトラックレースで履いていたスパイクの厚さは10mm(1cm)です。底がペラペラと言っても過言ではありません。
そのため、筋力がなければ1歩踏み込むごとに着地が不安定になり大きなブレを感じていました。このような細かな変化を再び感じるためにも、“ちょい薄底”にチャレンジしてみたいと思います。

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