こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
最近、クラブチームの練習会の日に雨が重なることが多々あります。
私もそうですが、雨が降ると走ることに対する「やる気」のスイッチを押すことが少し困難になります。
これは、もしかすると練習に「やらされている」ことによる影響が大きいのかもしれません。
練習には目的があります。
初心者がフルマラソンを完走したいのであれば、長時間かつ長距離を走り続けるための体力と精神力を養う必要があります。
そのためには、最初は短い距離でもいいので走ることを続ける習慣を身につけることが重要です。
これらはしばらく休んでいて、再び本格的にフルマラソンに挑んでいくランナーに対しても同じことが言えるかもしれません。
何のために練習をするのか?
今やっている練習はどんな効果を得るための練習なのか?
目的が明確になれば「やらされる」というよりも、自ら「やりにいく」練習へと変わるような気がします。
これは雨が降った場合も同様であり、自ら進んで「やりたい」という気持ちを持ちたいものです。
例えば、これから夏に向けて気温が高くなる日が増えてくるでしょう。
そのような日には、走るパフォーマンスは下がりますし、体にも大きな負担がかかります。
夏の間は量や質を落としながら練習を行わなければならないため、雨が降って涼しいときをチャンスと捉え、今のうちに体力や走力の底上げをしておこう!と思えることができれば、積極的に「やりにいく」練習となります。
もちろん「やる」ことが全てではありませんし、「やらない」勇気もときには必要です。
ただし、「やらされる」のではなく、練習も休みも自ら進んで「やりにいく」という心構えがとても大切だと思います。
「やれない理由」ではなく、「やれる理由」を自分自身の中でしっかり見つけて整理し、「やらされている」ことから気持ちが疲れないように心掛けていきたいものですね。