ランニングサポーター久保のランニングスクール

時間の経過を早めるための“集中”

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2024.05.30 掲載
久保健二さん

ランニングサポーター 久保健二さん

  • ランニングが大好きで毎日のように走る傍ら、クラブチームのコーチも務め、
    数多くの一般ランナーの指導をおこなっている
  • ラン歴21年
  • 実業団陸上部に11年間在籍

こんにちは、ランニングサポーターの久保です。

以前、年齢を重ねると時間の経過を早く感じるというお話をしました。

『年齢を重ねると時間の経過が早い!?これをマラソンに活かす』

これとは別に時間の経過を早く感じることがあります。それは「集中」しているときです。楽しい飲み会の場などがいい例ですね。あっという間に時間が過ぎ去っていて、店員さんから終了時間を告げられたときは「もうそんな時間??」と思ったことが多々あります。

走っているときもそうです。自分の内面的な感覚(動作やフォーム)などに集中できているときは、あっという間に時間が過ぎていたり思った以上の距離を走っていたりします。しかし、走っているときのペースやタイムに捉われ過ぎてしまうと集中できず、時間の経過を遅く感じたり、走る距離も長く感じたりしてしまいます。

子どももよい例ですね。私の息子はまだまだ集中する力が弱いので、どこかに出かけた際はすぐに「もう帰りたい」と口にすることが多いです。また待つことも苦手です。じっとしていると時間を長く感じてしまうので、走り回ることで集中モードに入ります。そんなときは親の言うことなんて耳に入りません。

ここからの学びは、いかに「集中」できる環境を自ら作り出し、どんな時でも「集中」できるように訓練していけばランニングにも大きなプラスになるのではないかということです。私が走るときに実践している集中方法は先ほども述べたように、身体の内面的な感覚(動作やフォーム)にフォーカスし続けることです。集中できている感覚を得られた結果、ペースやスピードは自然に上がってくるもの。フルマラソンはそのような感覚を機械的に繰り返す作業と言っても過言ではないかもしれません。そのために動きや感覚の質を高めるようなランニングドリルや、不整地を走って自然と集中力を高めるようなことを行ってみるのもよい訓練になると思っています。

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