こんにちは、ランニングサポーターの久保です。
まだまだ暑い日は続きますが、ここに来てようやく30kmのJogができるようになりました。Jogのペースは人それぞれですが、私は2つくらいの強度でJogを使い分けています。
その① ある程度余力を持って、長い距離や時間を走り切ることをイメージできるペースのJog
その② 最大心拍数を指標としたJog
特に身体機能を高めるためのJogを行うときは、「その②」をとても大事にしています。基本的には最大心拍数の70%~80%(できれば75%)を維持しながら走るようにしているので、タイムやペースはあまり気にしません。なぜなら真夏と冬など、気候や温度によって同じペースでも心拍数や体に与える負荷が全く違うからです。
私はフルマラソンを11月に控えています。本格的な練習の前に基礎体力を養っておく必要があるので、定期的に長い距離を走るJogを行なっています。そこで最近体力がついてきたことを確認できる出来事がありました。
それは冒頭にも書いたように30kmJogを行ったときのことです。終わってみれば平均心拍数75%、平均ペースは4分11秒/kmで走ることができました。気持ち的にはもう少し距離を走ることもできましたし、このままトレーニングを続ければ40kmJogも走れる感じがしています。1ヶ月前に25kmJogを行ったときは、平均心拍数80%、平均ペースは4分21秒/kmで感覚的にも体力はまだまだ。40kmJogができるイメージも湧きませんでした。しかしながら、定期的に長めのJogを続けてきたことで、平均心拍数が少ない値で平均ペースが速くなり、トレーニングの効果を実感できるようになりました。
しかし、勘違いをしてはいけないのが、私の中での距離走とJogは違うということです。今回30kmを走りましたがあくまでもJog。走る前に「30km走を行う!」と思って走るのと、「30kmJogを行う!」と思って走るのとでは気軽さが違います。これはあくまでも私の感覚ですが、この気軽さがJogにはとても大事だと思っています。なぜなら1回の練習で体力と精神力を使い切り、しばらく間を空けないと練習できなくなることを避けたいからです。短いスパンで定期的に再び長い距離のJogを継続していくためには、練習後も体力と精神力を残しておけるようなJogでなければならないと思っています。
もちろん疲労抜きのJogも大切です。これも私の中である程度心拍数の指標範囲内で行っていますが、効果は的面です。Jogと言っても一括りではなくいろんな側面がありますから、自分の体力レベルに応じて様々な指標を駆使しながら、効果的な練習に結びつけていくといいですよ。