こんにちは。ランニングサポーターの久保です。
今日から7月ですね。
この時期から、冬に向けたレースのエントリーが始まりますね。
さてみなさんは今年、どのレースを標準としていくのでしょうか?
早ければ10月後半に大きなレースがありますね。そこを皮切りに、随時11月、12月、来年の1月、2月、3月とマラソンシーズン突入です。
そこで、これから暑くなってくる季節にどの様な練習や走り方をすればよいのかを考えてみたいと思います。
大きく分けて、3パターンに分かれるのではないかと思っています。
みなさんはどれにあてはまりますか?
1.とにかくゆっくりでもいいから、スタミナづくりのために距離を踏んで体力をつける方
暑くてスピード練習はなかなかできませんから、この時期にしっかりとした土台を作っておくことはいいことだと思います。学生や実業団の選手なども、この時期になると合宿などで走り込みをしています。
一般の方と違うとことは、涼しい北海道などで1ヶ月間くらい合宿し、結構恵まれた環境で走っているんです。
ですからみなさんはちょっとした工夫をしましょう。
それは山やトレイルなどを走ること。木陰があって涼しく、強い日差しをさえぎってくれます。
また、ゆっくり走るだけでも起伏の地形が脚力や心肺機能を自然と鍛えてくれるので、効果バツグンです。
このような方は夏もあまり問題なく乗り切れるのですが、次のような方はより工夫が必要です。
2.夏が弱くてあまり練習ができない方
とにかく暑い日差しが苦手、体力を消耗するから走れないという方もいるかと思います。
この時期は頑張りすぎることがないよう無理をしないでください。本当に頑張るのは本番が近づいてきたレース前です。
この時期に疲れ切ってしまっては元も子もありませんから、まず体力の維持を心がけましょう。
その体力を維持するためにはどうしたらいいのか?
朝や夜の日差しが当たらない時間を使って走ることや、補強的なトレーニングの割合を増やすことでもいいと思います。
走った後の縄跳びなんかもオススメです。
これは重心を保つトレーニングにもなりますし、続けていると体力がついてきたことがすぐに実感できるはず。
最初は思ったより結構キツイんですよ。
二重跳びなんてできたら、体力が相当ついてきた証拠です。
3.夏だから走り込まなきゃと思いすぎて頑張り過ぎちゃう方
私がそうでした。練習ができないというより、頑張り過ぎちゃうと必ずと言っていいほど、秋から冬にかけて1番大事な時期に調子を落とし走れなくなるんです。
あえて無理して走らなかった方が、冬の調子がグッと上がったことを思い出します。
結構、夏は頑張ろうと思えば頑張れちゃうんです。
そこが落とし穴。
つい自己満足でペースを上げちゃったりして、頑張り過ぎちゃっていたんですね。
何が何でも練習をやらなきゃとか、このメニューをこなさなきゃとか、設定タイム通りに走らなきゃという方は、この時期要注意。
ただでさえ、体に熱がこもり消耗しやすい時期に追い込みすぎると、回復が追いつかず秋口の涼しくなってきたころに疲労が出だします。また、貧血に陥らないよう十分に気をつけて下さい。
このような方は練習を落としすぎてしまうと筋力が落ち体の使い方も忘れてしまうので、練習の最後にスピードに乗った流しや、1kmや2kmなど速いペースの刺激を入れてあげて終わるようにしましょう。そうすれば筋力を維持するとともに冬に向けての移行がしやすくなります。毎日じゃなくていいですよ。
週1回~2回くらいを目処に、体調やレベルに合わせて行ってください。
私も最近、ジョギングした後に2kmや1kmを入れるようにしています。
マラソンでは3分25秒/kmくらいで走ることを目標にしていますから、速めの3分00~3分10秒くらいで走ることで筋力の維持を実感でき、調子も安定しています。
その他に例外パターン、ありましたか?
自分はどんなタイプなのかをしっかり見極めて、焦らず目的にあったやり方、自分らしいやり方で夏を乗り切ってください。